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実写版『3月のライオン』神木隆之介が主演!『るろ剣』大友啓史監督で来年2部作公開

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映画『3月のライオン』の主演は神木隆之介に決定!
映画『3月のライオン』の主演は神木隆之介に決定! - (C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会

 俳優の神木隆之介が、羽海野チカの人気コミックを実写化する映画『3月のライオン』で主演を務め、主人公・桐山零を演じることが明らかになった。「元々大好きな原作なので、お話を頂いた時は本当に嬉しかったです」という神木は、「大人気の原作なので、大きなプレッシャーはありますが、原作の中にある温かさを出せたらいいなと思っています」と意気込む。メガホンを取るのは2014年の『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』以来約2年ぶりに神木とタッグを組む大友啓史監督。2017年に2部作で公開される。

 「ヤングアニマル」(白泉社)で2007年から連載中の原作は、中学生という異例の若さで将棋のプロデビューを果たした17歳の棋士・桐山零が、幼い頃に交通事故で家族を失った心の傷を抱えて勝負の世界で生きる中、同じ下町に住む川本家の三姉妹と出会ったことで将棋以外の居場所を見つけ、対局や周囲の人との交流を通して成長していくさまを描き、幅広い世代から支持されている作品。2014年の手塚治虫文化賞マンガ大賞など数々の賞に輝いており、今秋よりNHK総合テレビでアニメも放送される予定。

 『バクマン。』『るろうに剣心』シリーズなど漫画原作の映画に多数出演し、実力派俳優として高い評価を得ている神木は、昨年9月に実写映画化が発表された際にも原作ファンから主人公・零役に熱望する声が多く見受けられた。大友監督も「ずっしり重い孤独を背負いながら人生と真正面から向き合い、自分の足で立とうとする主人公・桐山零の姿は、僕の中でいつの間にか、俳優・神木隆之介君と重なっていました」とキャスティングに太鼓判。3月末~6月末の撮影を控えた神木は、「これから始まる撮影の中で、監督が生み出す世界観の中に入っていくのが、僕自身とても楽しみです。素敵な作品をお届け出来るように頑張ります」と期待を膨らませている。

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 また、原作の魅力について「ページをめくる度、原作者羽海野チカさんの深い愛情と強いスピリットが溢れ、胸に迫ってくる。一筋縄では行かない」と語る大友監督は、「東京オリンピックに向けて変わりゆく東京の街並みと日本古来のマインドスポーツである将棋の世界を魅力的に描きながら、羽海野さんが慈しみ産み出したキャラクターたちが活き活きと躍動する作品に育てあげたいと思います」と映画への熱い思いを吐露。

 原作の羽海野は、「男たちが闘う世界を吸い込まれそうになる程、濃密に映像に落とし込む事が出来る大友啓史監督に『3月のライオン』を撮っていただける事。そして、棋士である主人公の『身の内にライオンが棲む男の子』を神木隆之介さんに演じていただける事が本当に嬉しくて、待ち遠しい気持ちでいっぱいです」と喜びと期待をにじませている。(編集部・吉田唯)

映画『3月のライオン』は2017年に前編・後編2部作で全国公開

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