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リチャード・リンクレイター作『バッド・チューニング』の精神的な続編作とは?出演者が語る

リチャード・リンクレイター作『バッド・チューニング』の精神的な続編作とは?出演者が語る
ブレイク・ジェナー

 映画『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督の新作『エブリバディ・ウォンツ・サム!!(原題) / Everybody Wants Some!!』について、ブレイク・ジェナー、タイラー・ホークリン、ワイアット・ラッセルが、13日(現地時間)にニューヨークで行われたAOLのイベントで語った。

 本作は、1980年代を舞台に大学野球部の選手たちの新学期前3日間を描いた作品。彼らは大学での自由を満喫しながらも、大人としての責任に直面していく。今作はリンクレイター作品の中でもカルト的人気を誇る映画『バッド・チューニング』の精神的な続編とされる。

エブリバディ・ウォンツ・サム!!
タイラー・ホークリン

 映画は仲間同士で過ごす時間を描き、衝突や対立のない大まかな脚本のようだが、全体的にまとまっている。「このような脚本は今までに読んだことがなかったかもしれない。キャスティングのオフィスで脚本を読み、最後のページにきたとき、『今作では何が起きたんだ?』と自問してしまった。しばらくその内容を考えてみると、人生の人間関係を描いたもので、現代はソーシャルメディアを通して人々のコメントをチェックするが、80年代のように人間観察をしていた時代もあったことが理解できた」とタイラーが述べた。

 リンクレイター監督とのタッグについて、ブレイクは「おそらく今作の出演者全員が、キャスティングされたことで非現実的な瞬間を感じたと思うし、誰もがリンクレイターのような監督と仕事ができるのは人生に一度きりとも思っていただろう。だが、リンクレイター監督から送られてきたE-mailによって、そんな心配やプレッシャーが取り除かれた。なぜなら、そこには『君がこの役に適役だから、この役を得た。特に何も証明することはない。だから現場に来て、共同制作しながら楽しもう!』と書かれてあったからだ」と明かした。

エブリバディ・ウォンツ・サム!!
ワイアット・ラッセル

 ワイアットは、SXSW(サウスバイサウスウエスト)の上映で今作の真の素晴らしさを理解したそうだ。「最初は僕らだけで今作を鑑賞して、全員がすごいと思った。その後は映画関係者と試写したが、ある意味彼らは僕らキャスト陣を支持してくれる人たちだから、あまり意味をなさなかった。だがSXSWの上映では、僕が撮影中にモニターを見ながら感じていたことが、観客にも伝わっている感じがした。僕自身はそのモニターを見ていたとき自分が何をしているかよく理解していなかったが、何かを感じていた。観客にも物事を考えて捉えるのではなく、感覚で味わってほしい」と答えた。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)


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