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ジョニー・デップ夫妻、ビデオで謝罪 豪・犬違法持ち込み裁判で

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画像はYouTubeにアップされた動画のスクリーンショット
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 俳優のジョニー・デップと女優のアンバー・ハード夫妻が、昨年起訴されたオーストラリアへの犬の非合法輸入の件について、ビデオを通して謝罪。オーストラリア政府が同映像を公開した。

【写真】当時『パイレーツ・オブ・カリビアン』最新作を撮影中だったジョニー・デップ

 昨年春にアンバーは、検疫を受けていない2匹のヨークシャーテリアを未申請でオーストラリアに持ち込み。非合法輸入の罪と、虚偽の税関申告をした罪で起訴されていた。そして今月18日に豪クイーンズランド州で行われた裁判にアンバーは出廷。Guardian Australia によると虚偽の税関申告の罪を認め、その際に反省の意を込め彼女自身が製作したビデオが提出されたという。これらの状況を判断され、最高で10年の懲役にあたる動物非合法輸入の刑事告発は取り下げられたとのこと。アンバーには、1か月間の奉仕活動もしくは1,000豪ドル(約8万5,000円・1豪ドル85円計算)の罰金が言い渡された。

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オーストラリア連邦クイーンズランド州ゴールドコーストにある裁判所への出廷の際にカメラに囲まれるジョニー・デップとアンバー・ハード - Matt Roberts / Getty Images

 同映像には、アンバーとジョニーが、いかにオーストラリアの防疫対策が厳しいかということを述べた上で、「(犬の)ピストルとブーの申請をしなかったことを、大変申し訳なく思っております。オーストラリアを守ることは重要です」と謝罪の言葉を口にするアンバーの姿が収められている。

 彼らを告発したバーナビー・ジョイス豪農産大臣は自身のFacebookで「デップとハードはオーストラリアのバイオセキュリティの重要性を強調する声明を発表しました。伝染病が発生するという恐ろしい事態が発生していたかもしれません。われわれは危険を冒すことは致しません」とコメントを発表している。(編集部・井本早紀)

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