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「映画本大賞」発表!1位は映画評論家・山田宏一が日本映画の面白さ語った作品

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1位は「映画的な、あまりに映画的な 日本映画について私が学んだ二、三の事柄(I)」
1位は「映画的な、あまりに映画的な 日本映画について私が学んだ二、三の事柄(I)」

 「キネマ旬報」が毎年、前年度に出版された映画に関する書籍からベストテンを選出する「映画本大賞」が20日発売の同誌5月上旬号で発表され、映画評論家の山田宏一が日本映画の面白さについて語っている「映画的な、あまりに映画的な 日本映画について私が学んだ二、三の事柄(I)」が1位に選ばれた。

 「映画的な、あまりに映画的な 日本映画について私が学んだ二、三の事柄(I)」は映画評論家・山田の日本映画論の集成。巨匠からプログラム・ピクチャー、寅さんからロマンポルノ、ドキュメンタリーから自主映画まで。日本映画の面白さが詰まった映画本になっている。

 映画を観る楽しみに留まらず、“映画を読む”楽しみも伝えたいという思いから企画された「映画本大賞」。700冊以上の映画本が出版された2015年度から上位10冊が選ばれた。2015年度のベストテンは以下の通り。(編集部・海江田宗)

1位:「映画的な、あまりに映画的な 日本映画について私が学んだ二、三の事柄(I)」(山田宏一/ワイズ出版/1,400 円+税)
2位:「ルビッチ・タッチ」(ハーマン・G・ワインバーグ(著)、宮本高晴(訳)/国書刊行会/4,500円+税)
3位:「映画の荒野を走れ プロデューサー始末半世紀」(伊地智啓(著)上野昂志木村建哉(編)/インスクリプト/3,500円+税)
4位:「黒澤明 樹海の迷宮 映画『デルス・ウザーラ』全記録 1971~1975」(野上照代、ヴラジーミル・ヴァシーリエフ、笹井隆男/小学館/4,300 円+税)
5位:「映画探偵 失われた戦前日本映画を捜して」(高槻真樹/河出書房新社/2,500円+税)
6位:「アンドレ・バザン 映画を信じた男」(野崎歓/春風社/2,300円+税)
6位:「捜索者-西部劇の金字塔とアメリカ神話の創生-」(グレン・フランクル(著)、高見浩(訳)/新潮社/3,400円+税)
6位:「チャップリンとヒトラー メディアとイメージの世界大戦」(大野裕之/岩波書店/2,200円+税)
9位:「映画の戦後」(川本三郎/七つ森書館/2,200円+税)
10位:「映画とは何か(上・下)」(アンドレ・バザン(著)、野崎歓、大原宣久谷本道昭(訳)/洋泉社/1,020 円+税(上) 840 円+税(下))
10位:「満映とわたし」(岸富美子石井妙子/文藝春秋/1,600円+税)
※第6位は3冊同点、第10位は2冊同点

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