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『アナ雪』イディナ・メンゼル、彼氏のファックスがキャリアのきっかけ

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イディナ・メンゼル
イディナ・メンゼル

 映画『アナと雪の女王』で雪の女王エルサの声優を務め、自身が歌った劇中歌「Let it Go」が2014年アカデミー賞オリジナル歌曲賞を受賞した女優で歌手のイディナ・メンゼルが18日(現地時間)、第15回トライベッカ映画祭(Tribeca Film Festival 2016)のSVAシアターで行われたトークイベントで、自身のキャリアについて語った。

【動画】エルサとアナのその後…

 舞台「RENT」のモーリーン役で本格的にデビューを果たすまで、イディナは「16歳から大学まで結婚式やバル・ミツワー(ユダヤ教徒の成人式)などで歌を披露してきたの。その後、役者の代理人を務めていた、わたしの当時のボーイフレンドが、わたしの履歴をファックスで無名の俳優たちを探していた『RENT』のプロダクションに送ったの。そこでキャストされ、あの作品で(脚本も担当した)作曲家ジョナサン・ラーソンは、俳優陣と共に役柄を構成していったの」と明かした。

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 最近では、舞台「If/Then」で主演を務めていたが、毎週8回の公演をする上で、感情的な演技も含め、どのような準備をしてきたのか。「常に良い舞台監督との仕事を選択し、舞台監督と信頼関係を先に築き上げていることが大切で、一旦そうなれば、多少リスクに感じることにも挑戦できるわ。それに、わたしには20年以上も付き合ってきたボイストレーナーがいるの。その人とは、習慣的に訓練するアプローチをしていて、ある意味アスリートに似ているかもしれない。そのため、歌が多く含まれている舞台の場合は、リハーサルに入る2か月前から毎日15分程度、音の高低と感情表現を確かめながら歌い始め、それからリハーサルに臨むわ」と答えた。

 2年前のオスカー授賞式で、ジョン・トラヴォルタがイディナの名前を言い間違えたが、あの時の体験について「今までで一番よかった出来事よ! ただ歌う前に、『彼は一体誰の名前を呼び上げたの?』とは思ったわ。当然、あの場ではオーケストラが生で演奏していて、その名前を呼び上げてから歌い始めるまでおよそ8秒間あった。その時はようやくオスカーの授賞式の舞台に立つことができたのに、(名前を間違えられて)『オーマイゴッド!』と思ったけれど、気を取り直して歌わなければならず、すぐに集中を取り戻したわ。でもジョンは、その後E-mailでの謝罪や花を送ってくれたりして、今思い返せば、あの出来事も含めて今までで一番よかった体験だった」と振り返った。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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