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佐藤浩市、窮地に立たされた会見での対処法を紹介

佐藤浩市、窮地に立たされた会見での対処法を紹介
自身の経験から会見で窮地に立たされたときの対処法を紹介した佐藤浩市(右)と鳥越俊太郎

 俳優の佐藤浩市が22日、都内で行われた映画『64−ロクヨン− 前編』大ヒット御礼舞台あいさつに、ジャーナリストの鳥越俊太郎と共に出席。ベッキーや舛添要一都知事などのように窮地に立たされた会見での対処法を明かした。

 本作は、人間ドラマの名手・横山秀夫によるベストセラー小説を映画化した二部作の前編。昭和64年に起きた未解決の少女誘拐殺人事件“ロクヨン”と、14年後に起きたロクヨンの模倣誘拐事件。2つの事件の解決に挑む県警の広報官・三上(佐藤)の姿が、県警記者クラブとの衝突や警察内部の対立などを交えて描かれる。公開から15日で観客動員数77万人超、興行収入9億4千万円を突破した。

 毎日新聞記者時代に記者クラブに在籍し、テレビ出演も含めて報道に51年間携わっている鳥越は、「記者クラブと警察の葛藤の中に立ったことが何度もあるので、非常に興味深く観ました」とコメント。佐藤が演じる上で「誰にも正義と大義がある。組織の中での対外的・内外的な顔を持ちながら、どう生きるか」に重点を置いたことを説明すると、鳥越は「組織の論理で仕事をしている人がほとんどで、現実にああいう広報官は見たことがない」と言いつつも、自身の記者時代を踏まえ、「組織の論理と個人の正義感やヒューマニズムの間で揺れ動く三上」に共感したことを打ち明けた。

 この日は観客やマスコミからのQ&Aも実施。不倫釈明会見でのベッキー、政治資金の私的流用疑惑で何度も会見の場に立つ舛添都知事を引き合いに出し、窮地に立たされたときの対処法を質問された佐藤は、「それを教えてしまうと今後成立しなくなる」と苦笑いを浮かべるが、「我々がやる会見に正義は関係ない。倫理は問われますけど、自分のことは正直に言います」と断言。また、昭和と平成の芸能の違いについて問われると、「我々が見てきた映画人たちは映画が一番良かった頃に生きていて、(映画館は)扉が閉まらないくらい客が入っていた。そういう時代を生きてきた先人たちは自由で羨ましい」と本音をこぼしながらも、「今はいろいろな規制がある分、逆に広げて想像できる」とも。日本が誇るベテラン俳優らしく、今後の映画界に希望が持てる力強い言葉を残した。(取材/錦怜那)

映画『64-ロクヨン-前編』は全国公開中、『64-ロクヨン-後編』は6月11日より全国公開


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