中村勘九郎×松坂桃李×大島優子の殺陣がキレッキレ！『真田十勇士』舞台裏
中村勘九郎、松坂桃李が出演しヒットを記録した同名舞台を大島優子を迎えて映画化する『真田十勇士』から撮影の裏側に迫った特別映像が公開され、中村、松坂、大島によるアクロバティックな殺陣シーンが披露された。メガホンを取ったのは、映画『TRICK〈トリック〉』『20世紀少年』を手掛け、舞台版でも演出を担当した堤幸彦監督。
天下の名将と名高い真田幸村が実は腰抜けの武将だったという、人気脚本家マキノノゾミによる大胆な発想を描く本作。関ヶ原の戦いから10年、天下統一目前の徳川家康と復権を狙う豊臣家の対立が深まる戦国の世で、名将として世間から尊敬を集めるも実像と虚像のギャップに悩む幸村（加藤雅也）に、偶然出会った佐助が「オイラの嘘で、あんたを本物の天下一の武将に仕立て上げてみせようじゃないか！」と提案。同じく抜け忍の霧隠才蔵（松坂）をはじめ、一癖も二癖もある十人の勇士たちを集め「真田十勇士」を結成し、ついには徳川軍との決戦に挑む。
公開された映像の合戦シーンでは、中村と松坂が鮮やかな殺陣で魅せる。また、高所でのワイヤーアクションに挑む大島の姿や、大島ふんする女忍び・火垂と佐助の戦闘シーンも捉えられており、本作の華麗なアクションに期待が高まる仕上がりになっている。
そのほかメイキング映像では、2014年の舞台初演から主演を務める中村が、「まさか映画になるとは思わなかったんですけど、素直に嬉しかったですね。結構ハードな舞台だったので、死ぬ思いでやっていたものが報われたのかなって」と喜びをかみ締める。一方、松坂は「笑って感動して、オワッ！ てなって、ゾクッ！ となり、あっという間に時が過ぎる時代劇作品もなかなか無いんじゃないかな」と撮影中から手応えがあった様子。また、時代劇初挑戦となる大島は、「アクションとか演出がダイナミックとか派手なだけじゃなくて、色んなものを含めて凄くパワーのある作品」と自信をにじませている。（編集部・高橋典子）
映画『真田十勇士』は9月22日より全国公開
