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脚本を一度読んだら自動消去!エイブラムス最新作、主演女優が徹底した秘密主義を明かす!

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一度しか読んじゃだめ! 驚きのアプローチを明かしたメアリー・エリザベス・ウィンステッド
一度しか読んじゃだめ! 驚きのアプローチを明かしたメアリー・エリザベス・ウィンステッド - (C) 2016 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

 J・J・エイブラムスが製作を担当した話題作『10 クローバーフィールド・レーン』(6月17日公開)について、主演を務めた注目の若手女優メアリー・エリザベス・ウィンステッドが、ニューヨークで行われた取材で語った。

【写真】『10 クローバーフィールド・レーン』フォトギャラリー

 本作は、新人監督ダン・トラクテンバーグがメガホンを取ったスリラー。メアリー演じるヒロインのミシェルが交通事故に遭い目が覚めると、そこは見ず知らずの男ハワード(ジョン・グッドマン)が所有するシェルター。そこには別の男エメット(ジョン・ギャラガー・Jr)も住んでおり、ミシェルは体調が回復するまで彼らと共同生活を送ることになるが、外は危険だと外出を禁じるハワードに対して疑いを持ち始めていく……。

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 制作はかなりの秘密主義がしかれたようで、「E-mailで一度しか開封できない脚本のファイルが送信されてきて、読んだらファイルが自動的に消去されたの。通常なら2~3度読み返して内容を把握するけれど、その一度だけで出演を決めなければならなかった」と驚きのアプローチを振り返ったメアリー。だがその脚本は「特にミシェルのキャラクターは素晴らしい仕上がりだったし、トラクテンバーグ監督は彼女に関してわたしと同様のアイデアと演技プランを持っていて、私の(演技における)不安を消し去ってくれた」と明かした。

 「エイブラムスの制作会社が関わると、通常はかなり厳しい監視下に置かれる」というものの、「でもトラクテンバーグ監督は撮影現場で常に自信を持っていて、まるで熟練監督のようなサスペンスを作り上げる過程は、初の長編ではなかなかできないわ」と評価。またジョンについても「彼に学んだことは、彼がいかに寛大な俳優であるかということ。カメラがわたしにだけ向いているときでも、より緊張感のある演技を目の前で披露して、わたしの演技を引き出してくれたの」と感謝を述べた。

 ユタ州出身のメアリーも子供時代からテレビに出演し、長いキャリアを誇る。「オーディションや人前で演技をするのが楽しくて。子供の頃から俳優を続けることを目標としてきたから、今でも仕事ができていることは幸運よ」と語るメアリーだが、「ただ、当時はホームスクーリング(家庭学習)だったからそれほど友人もいなくて、自分と母親だけで世界と向き合っていた感じだった。二人でロサンゼルスに移ってからも、家で勉強を終えてオーディションに向かったり。ノーマルな家庭ではなかったわね」と笑顔で子供時代を振り返った。(取材・文・細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

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