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1本のYouTube動画が人生を変えた…「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」女優の転機

1本のYouTube動画が人生を変えた…「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」女優の転機
ルビー・ローズ(左)の隣にいたウゾ・アドゥーバ(右)も、女優業をやめようと思っていたときに受けた「オレンジ~」のオーディションが全てのきっかけだったという。ウゾは同ドラマでエミー賞を獲得している

 ドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」や映画『バイオハザードVI:ザ・ファイナル』に出演し、女優として花開いたモデルのルビー・ローズの人生は、YouTubeにアップした1本の映像によって変わったという。

 オーストラリア出身のルビーは、地元でMTVのVJやモデルとして活躍。レズビアンであることを公表しており、インパクトのある全身のタトゥーと併せて恋愛面などにおいても世間から注目を浴びていたが、それゆえにゴシップ面の印象が強くなりがちで映画やドラマに出ても「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」以前は女優というイメージはつきにくかった。だが2014年に彼女がYouTubeに上げたジェンダーやアイデンティティーをテーマにした短編映画「Break Free」が、同ドラマのスタッフの目にとまったことで、彼女に転機が訪れる。

 「オーディションの数週間前に動画を公開したんだけど、それを観たスタッフがわたしにオーディションを受けないかというメールを送ってくれて」。当時ロサンゼルスにいたルビーは、ニューヨークまですぐに飛ぶ勢いでスタッフに返信。とりあえずビデオテープで審査することになったが、ルビーは少しでも「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」の雰囲気に合わせるため、同ドラマでおなじみの囚人服のジャンプスーツをハロウィン用仮装グッズでそろえて映像を撮影したという。また撮影中には何かが乗り移ったように、「何が何でも出演させてくれ~!」という心からの叫びもアドリブで入ってしまったそうだが、これも“らしさ”があるとそのまま送ったとのこと。

 するとスタッフからルビーに電話が。「君に決めた」という合格通知が届いたのだ。ルビーは翌週の月曜から撮影と言われ、役柄もシナリオも何もわからずともニューヨークに飛んだ。「この出演でわたしの人生は劇的に変わったわ。(プロデューサーの)ジェンジ・コーハンやキャスティングディレクターにとても感謝している。わたしをキャスティングすることは非常にリスキーなことだと自分でも思っていたわ。でも選んでくれた」。また性的マイノリティーの要素も扱っている「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」に出演できたことは、ルビーにとって特別なこと。

 ルビーは一言一言をかみしめるように、「まず女優として働けるということだけでも奇跡のようなことなのに、その上で社会的なメッセージがすごく色濃くて、雄弁にかつ複雑に大勢に伝えている『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』という素晴らしいドラマの一員になれた。わたしにとって計り知れないくらい価値のあることよ」と語っていた。ドラマで彼女が演じているステラは、ルビーの中性的な魅力をそのままに、主人公の女性・パイパーの心を乱すほどセクシーなキャラクターとして登場している。(編集部・井本早紀)

ドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」はNetflixで配信中


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