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キアヌ、新作騒動の苦悩を激白…(1/2)

キアヌ、新作騒動の苦悩を激白…
電話越しにどうもありがとうございました。 - (C) 2015 DAUGHTER OF GOD, LLC

 新作スリラー『エクスポーズ 暗闇の迷宮』で、危険に巻き込まれながらもショッキングな真実を暴いていく、ニューヨーク市警の刑事を演じたキアヌ・リーヴスが電話インタビューに応じ、海外でたびたび報じられてきた同作にまつわる騒動の真相について口を開いた。

 相棒を殺されたキアヌふんする刑事が、相棒が残した写真を手掛かりに単独で困難な捜査に挑む姿を追う本作。「この企画はとても野心的だと思った。本物のストーリーを伝えているし、ファンタジーのような要素もある。強い情念や苦痛も含まれていて、その感じが好きだった」と脚本を読んでオファーを受けたことを明かす。

 そして近年、キアヌはプロデューサーとして名を連ねることも多く、本作もその一つだが、「この映画で僕はあまりいいプロデューサーではなかったと思う。残念ながらね。がんばったんだけど。監督をどうにか手助けしようとがんばったんだけどね。資金集めをしたり、ロビン・ガーランドっていう他のプロデューサーがいたんだけど、その人が監督に近い人で。だから僕はもっとアウトサイダーに近かったんだけど、ただただ監督を手伝いたかったんだ」といきなり本音を吐露。

 実はメガホンを取ったギー・マリク・リントン監督が、スタジオ主導で進んだ納得のいかない編集に怒りを覚え、自らの名をクレジットしてほしくないと猛抗議。最終的に、監督名にはデクラン・デイルという仮名が使われることになったという一悶着のあった作品だ。そもそもリントン監督は本作で、ラテン系のヒロインと彼女が一緒に暮らすドミニカ系の家族の様子を追いながら、女性への暴力や、黒人やラテン系コミュニティーに対する大量投獄や警察による残虐行為といった問題を浮き彫りにさせたかったのだが、最終的に仕上がった映画ではキアヌが主人公になっていた。それに対し、ハリウッドの「白人化」だとの声が多く上がり、本作は批判の的となった。

 渦中のキアヌは「とても厳しい状況だった。資金に関する契約の関係で、スペイン語のセリフを取り除かなくてはいけなくなった。そのせいで、時間と予算を使い切ってしまって。できる限りのことをしたけど、最終的に監督をがっかりさせてしまった。彼は本当に失望して、この映画に携わったことにしてほしくなかったんだ」と板ばさみになった状況を包み隠さず語った。

 一方で、キアヌファンならすぐに気づくであろう、うれしい見どころが本作にある。それは、『ノック・ノック』(2015)でキアヌを破滅へと導く美女を演じたアナ・デ・アルマスとの再共演だ。キアヌもすっかり51歳と、ますます若手俳優たちと共演することが多くなり、それによって責任を感じたりしているのだろうか。ところが、「僕が一緒に働いた若手俳優たちは、アナをはじめとても優れている。だから、ノーかな(笑)。アナはとても才能に溢れた女優で、熟練しているよ」とあっさり、どこまでも謙虚。


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