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女優・高畑充希、ナンパされた!「まだまだだな…」と自虐

「とと姉ちゃん」終了後の初の本格仕事に目を輝かせた高畑充希
「とと姉ちゃん」終了後の初の本格仕事に目を輝かせた高畑充希

 女優の高畑充希が、7日、東京タワーで行われた楳図かずおの名作マンガを原作とするミュージカル「わたしは真悟」の製作発表会見に出席。今年、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」や主演映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』のヒットで注目の高畑は、ブレイクの実感を記者から聞かれ「ずっと撮影で、NHKから出ていないので(実感は)ないですね。普通に電車にも乗りますし(顔バレで)もう少し声をかけられてもいいのに、と思うくらい」と答えた後「先日、電車で30代くらいの人にナンパされました。もちろん(私だと)わかっていないと思う。自分もまだまだだなって思いますね」と告白して周囲を沸かせた。

女優・高畑充希 街でナンパされ、自分もまだまだだなと思うと吐露 画像ギャラリー

 「とと姉ちゃん」終了後の、初の本格的仕事となる本作について、高畑は「朝ドラを終えて最初のチャレンジなので、何か変わったことをやってみたいと思っていたんです。この作品は、先がどうなるかまったくわからなくて、それがたまらない感じで、ぜひやりたいって思いました。本作への好奇心が止まりません」と未知の冒険に目を輝かせる。

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 この日は、高畑とW主演を務める女優の門脇麦、原作者の楳図、演出・振付のフィリップ・ドゥクフレ、演出協力の白井晃も同席。高畑と初共演で、初ミュージカルに挑む門脇は「ぶっ飛びすぎている作品なので、今は不安にすらなっていなくて、もう失うものは何もない、自分を試すチャレンジだと思って、とにかく楽しみです」とコメント。小学生の男子に扮することになる門脇だが「普段から男っぽい、色気がないと言われ続けているので、完全に色気を排除してがんばります」と笑わせると、門脇との純愛を貫く小学生女子役の高畑も「私は、とにかく麦ちゃんに嫌がられるくらい(門脇を)愛し抜きたいです」と、決意表明していた。

 1982年発表の、楳図の同名SFマンガを基にする本作。純粋に愛し合う小学生の真鈴(まりん・高畑)と悟(さとる・門脇)は、大人たちに引き裂かれそうになり、自分たちの子どもを残そうと、東京タワーから飛び降りることを決意。その瞬間、2人の遊び相手だった工業用ロボットに自我が宿り、真悟と名乗るそのロボットは、2人を助けるため人知を超えた進化を始める。「人工知能とは? 神とは? 人間とは?」など、哲学的テーマを含む深遠なラブストーリー。演出・振付のフィリップは、アルベールビル冬季五輪の開閉会式(1992年)や、シルク・ドゥ・ソレイユのミュージカル作を手がけ、斬新な手法で知られる。(取材/岸田智)

ミュージカル「わたしは真悟」は12月2、3日/KAAT神奈川芸術劇場(プレビュー公演)、12月9日/浜松市浜北文化センター、12月15日/富山市芸術文化ホール、12月23日/ロームシアター京都、2017年1月8日~1月26日/新国立劇場にて上演

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