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ヒュー・グラントの代役は不可能!11年ぶり新作『ブリジット・ジョーンズの日記』の新キャラ

アラフォーとなったブリジット役のレニー・ゼルウィガー
アラフォーとなったブリジット役のレニー・ゼルウィガー

 世界中で大ヒットした人気シリーズの第3弾『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』(10月29日日本公開)について、主演レニー・ゼルウィガーと共演者パトリック・デンプシーが、9月12日(現地時間)ニューヨークのAOLで開催されたイベントで語った。

若い…!シリーズ第1作目のレニー・ゼルウィガー【写真】

 テレビ局の敏腕プロデューサーとなったアラフォーのブリジット(レニー)は、IT企業の社長ジャック(パトリック)と音楽祭で出会って急接近するものの、元彼のマーク(コリン・ファース)ともヨリを戻してしまう。ところが彼女の妊娠が発覚したことで、父親が誰なのか? 波乱の展開に……。第1弾を監督したシャロン・マグアイアが再びメガホンを取った。

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 前作から10年以上が経過し、再びこの役を務めるプレッシャーについてレニーは「多くの人がブリジットに愛着を感じているから、わたしもそんな役柄を大事に扱いながら、良い仕事をして、誰もがっかりさせないようにしたかったの。だから、出演料などの利益目的で演じたいと思わなかった」と語り、さらに「まあまあな出来栄えの作品では、十分とは思っていなかった」と明かしている。

ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期
IT企業のイケメン社長を演じるパトリック・デンプシー

 パトリックが演じるジャックは、前2作でヒュー・グラントが演じたダニエル役の代役のようなものなのか。「ヒュー・グラントの代役をするようなことは誰もできないよ。彼は素晴らしい俳優だからね。ただ僕の役は、原作にはない新たなキャラクターだから、このキャラクターの本質を探すのに苦労した。だから撮影当初は神経をすり減らしていたよ。ジャックは億万長者で、アルゴリズム(問題を解決するための方法や手順)で人々をくっつけるデート用アプリを開発した人物で、個人的に良いやつだと思う。要するに、今作のブリジットは、二つの良い選択肢があるんだ」とパトリックが説明した。

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 今作でブリジットがテレビのニュース番組のプロデューサーとなったことについて、レニーは「映画内に出てくるテレビ番組は、わたしたちの時代を反映しているわ。特にエンターテインメントとニュースの境界線が曖昧な番組が溢れているから。もちろん、視聴率のためには、それが仕方ないことは理解できる。それらのニュースは(題材が)輝いていて、スキャンダラスで、ショッキングで、さらに恐怖でもあって、そんな言葉が人々を惹きつけていて、それがトレンドのようになっている」と彼女なりの見解を語った。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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