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伝説のアメリカポルノ映画を巡って町山智浩&水道橋博士が大激論!

上映合間のトークセッションでは大激論をかわし会場を盛り上げた
上映合間のトークセッションでは大激論をかわし会場を盛り上げた

 東京・浅草で開幕した「第9回したまちコメディ映画祭in台東」と雑誌「映画秘宝」とのコラボ企画「映画秘宝まつり」が 18日、浅草公会堂で行われ、『グリーンルーム』『ナイスガイズ!』の2本の映画が上映された。上映合間のトークセッションでは映画評論家の町山智浩はじめ、水道橋博士高橋ヨシキてらさわホークら映画愛溢れる論客が次々に登壇。壇上で和やかに映画トークを繰り広げた。

 この日同企画で上映されたのはネオナチ・パンク・スリラー『グリーンルーム』と、『リーサル・ウェポン』シリーズを生み出したジョエル・シルヴァーシェーン・ブラックの手による『ナイスガイズ!』の2本のアメリカ映画。

 町山、水道橋博士、高橋、てらさわの4人は『グリーンルーム』に絡めそれぞれモヒカンなどパンク風のファッションで登場。映画に関するトークを茶目っ気たっぷりに行ったが、アメリカのポルノ映画界の裏側を描いた『ナイスガイズ!』の話題になると、とたんに大ハッスル。暴走気味の下ネタトークで客席を笑わせた。

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 町山は同作でラッセル・クロウとコンビを組むライアン・ゴズリングのひげに注目。「これ“ポルノひげ”っていうんです。70年代のアメリカのポルノ俳優がハリー・リームスはじめみんなああいうひげをしていたんでそう言うんです」と解説。その後は前述のリームスも出演したアメリカで初めて前ばり無しで劇中本番行為を行ったという伝説のポルノ映画『ディープスロート』(1972年)の思い出をしみじみ。

 「アメリカでめちゃくちゃヒットしたポルノ映画で、どのくらいヒットしたかとあの淀川長治も見たくらい」と話して笑わすと、モノが大きいことで知られたリームスに絡め、映画の中に映る俳優のモノが小さいと「ものすごいガッカリしてむかつく。俺に代われっていつも思う」と話すなど、俳優のモノの大きさの重要性を力説。

 これに水道橋博士が割って入り、友人で、一緒に番組もやっているという日本の売れっ子セクシー俳優しみけんのエピソードを披露。「彼は小さいけど、(撮影の際)相手の負担にならないということでむしろ重宝されている」と町山に対抗。放送禁止用語を随所に散りばめつつ大激論をかわして会場を盛り上げていた。(取材・文:名鹿祥史)

『グリーンルーム』『ナイスガイズ!』は共に2017年2月日本公開

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