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エドワード・ヤン監督の名作『クー嶺街少年殺人事件』が25年ぶりに上映【第29回東京国際映画祭】

エドワード・ヤン監督の名作『クー嶺街少年殺人事件』が25年ぶりに上映
チャン・チェンのスクリーンデビュー作『クー嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』 - (C)1991 Kailidoscope

 『恐怖分子』(1986)、『ヤンヤン 夏の想い出』(2000)などで知られる中国の名匠エドワード・ヤンの名作と名高い『クー嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』※(1991)が、25年ぶりに上映される。(※クーの字は「牛」へんに古)

 本作は1960年代の台湾・台北を舞台に、夜間中学に通う少年が思いを寄せる少女を殺害するまでのショッキングな事件を描いた青春映画。BBCが1995年に選出した「21世紀に残したい映画100本」に台湾映画として唯一選出され、2015年に釜山映画祭で「アジア映画ベスト100本」の第7位に選出されるなど高い評価を受けてきた。現在ソフトも発売されていない本作が、3時間56分のデジタル・リマスター版として、10月25日より開催される第29回東京国際映画祭<ワールド・フォーカス部門>でプレミア上映されるほか、ヤン監督の没後10年となる2017年に劇場公開されることが決定した。

 本作でヤン監督に見いだされスクリーンデビューを果たした主演のチャン・チェンは、同監督の『カップルズ』(1996)にも出演。アカデミー賞外国語映画賞受賞作『グリーン・デスティニー』(2000)をはじめ、『ブエノスアイレス』(1997)、『2046』(2004)、『グランド・マスター』(2013)などウォン・カーウァイ監督作品の常連になるなど、中国を代表する俳優の一人として成功を収めた。当時、役柄と同じくティーン(14歳)だった彼の鮮烈な名演も見ものだ。(編集部・石井百合子)

『クー嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』は2017年、角川シネマ有楽町ほかにて公開


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