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マット・デイモン、休業後は監督デビューも視野!

将来について語ったマット・デイモン - 写真:奥山智明
将来について語ったマット・デイモン - 写真:奥山智明

 最新作『ジェイソン・ボーン』で9年ぶりに、人気アクションシリーズの主演にカムバックした俳優のマット・デイモンが来日した際に、2017年は休業し、その後に監督デビューも視野に入れていることなどを語った。

人死んでない?『ジェイソン・ボーン』衝撃カーチェイス動画

 ファンから「続編を作らないのか」と声をかけられ続けたことが、カムバックする原動力になったと明かすマット。アメリカなどでは7月に公開され、「お客さんも気に入ってくれたようで、本当にホッとしているところなんだ」と笑顔を見せる。

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 そんなマットは、来年から一年休業することを宣言していた。「俳優として2年間ぶっ続けに働いていたから、休業中は家族と過ごすつもりさ」。それも納得、本作のほかに、リドリー・スコット監督の『オデッセイ』、チャン・イーモウ監督の『ザ・グレイト・ウォール(原題) / The Great Wall』と近年、主演作が絶えなかった。

 ちなみに今回の来日も、『ザ・グレイト・ウォール(原題)』の舞台でもある中国からやってきたとのことで、「時差ボケがないんだ。でも初めて日本に来たときはものすごい時差ボケになったから、すごく覚えているよ。死ぬほど眠い中でインタビューを受けて、何を答えればいいのかわからなくなってばっかりだった」と喜ぶ一幕も。

 そんな多忙っぷりを極めるマットに、休業後のプランはあるのだろうか。「わからないね。その時になってどんな映画の話が来るか次第かな。どの監督と働きたいのか、ほかに何か僕にできることがあるのかとかで考えるよ。もしその時に、僕が企画を考えているものがあれば、自分で監督するかもしれないし。だから、どうなることかな」と監督デビューの可能性も示唆する。

 そもそも「僕が映画に出演するかどうかの基準は、誰が監督するのかということに尽きる。それは監督が最も重要な役割を担っているからね。僕が脚本を書き出した頃、脚本家にも俳優にも、監督にも平等に重きを置いていたけど、今となってはほとんどの比重を監督に置いているよ」と監督の重要性を説くマットだけに、自らもメガホンを取ってみたいと考えるのは自然なことのように思える。『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』では脚本を担当し、アカデミー賞脚本賞を受賞しているマットが、監督として活躍する日もそう遠くはないのかもしれない。(編集部・石神恵美子)

映画『ジェイソン・ボーン』は全国公開中

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