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オオカミに欲望を露わにしていく女性…常軌を逸する問題作、12月公開

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オオカミを愛し始める女性…
オオカミを愛し始める女性… - (C) 2014 Heimatfilm GmbH + Co KG

 第32回サンダンス映画祭に出品され、ある女性がオオカミに激しく惹かれていくという衝撃的な内容で、観客を驚かせたドイツ映画『ワイルド わたしの中の獣』が12月24日から日本公開されることが明らかになった。

オオカミと自宅の一室で…【場面写真】

 職場と自宅の往復で無機質な毎日を過ごす女性アニア。ある日、マンション前の森で一匹のオオカミを見つける。初めて触れる野生に心をかき乱されたアニアは、オオカミを自宅の一室に連れ込んでしまう。狭い部屋で暴れるオオカミに命の危険を感じるものの、次第に秘めていた欲望が露わになっていく。いつしか恋人のようにオオカミに接し、“彼”を愛し始めるのだった……。

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 人間として常軌を逸する行動をとるようになる女性の姿を描いた本作のメガホンを取ったのは、映画『バンディッツ』などに出演し、女優としても活躍するニコレッテ・クレビッツ。『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』のリリト・シュタンゲンベルクが主人公アニアを大胆に演じている。そして音楽には、今年のフジロックフェスティバルにも出演したジェイムス・ブレイクや、エレクトロバンドのテラ・ノヴァの楽曲が使われている。(編集部・石神恵美子)

映画『ワイルド わたしの中の獣』は12月24日より新宿シネマカリテほか公開

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