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ディズニー、2016年海外興収が過去最高に!

ディズニーの一大シリーズとなったマーベル作品
ディズニーの一大シリーズとなったマーベル作品 - Marvel Studios / Photofest / ゲッティ イメージズ

 米ウォルト・ディズニー・スタジオが17日(現地時間)、2016年の海外興行収入がすでに2015年の記録を超え、過去最高となったことを公式サイトにて発表した。

今年公開!『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』予告編

 ディズニーが発表した数字によると、2016年の海外興行収入は10月16日時点で、35億6,640万ドル(約3,566億円、1ドル100円計算)を記録し、2015年の35億6,520万ドル(約3,565億円)を上回った。今年まだ2か月を残し、記録を塗り替えるのは異例の速さと言えるだろう。

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 作品別にみると、マーベルヒーロー同士の衝突を描いた『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』が、最も高い興行収入になっている。そして動物たちが登場人物のアニメーション『ズートピア』がそれに続いており、とくに中国では2億3,500万ドル(235億円)を稼ぎ、中国で公開されたアニメーション作品として過去最高の興収を記録するほどの大ヒットとなった。

 そのほか、名作アニメーションを最先端技術で実写化した『ジャングル・ブック』や、アカデミー賞に輝いた傑作アニメーション『ファインディング・ニモ』の続編『ファインディング・ドリー』と立て続けに好成績を残している。

 そして気になるのは、今年の残り2か月でどこまで記録をのばせるかというところ。というのも、ディズニーは残り2か月に、さらなる記録更新につながりそうな話題作の公開を3作も控えているからだ。ベネディクト・カンバーバッチがマーベルヒーローにふんする『ドクター・ストレンジ』(日本公開2017年1月27日)、南の島を舞台に16歳の少女の冒険を描くアニメーション『モアナと伝説の海』(日本公開2017年3月10日)、『スター・ウォーズ』シリーズのサイドストーリーに迫る『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(日本公開12月16日)が年内に世界各国で封切られる予定。今後の動向に目が離せそうにない。(編集部・石神恵美子)

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