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中山優馬がガリガリに…殺人者役のために約12キロ減&断髪

本作で中山優馬は闇を抱えた青年を演じるために減量を決行 - 「連続ドラマW 北斗-ある殺人者の回心-」ビジュアル
本作で中山優馬は闇を抱えた青年を演じるために減量を決行 - 「連続ドラマW 北斗-ある殺人者の回心-」ビジュアル

 中山優馬が殺人者役で主演を務める新ドラマの撮影のため、約12キロの減量に挑んでいたことが明らかになった。ドラマのタイトルは、「連続ドラマW 北斗-ある殺人者の回心-」。原作は、「池袋ウエストゲートパーク」などの直木賞作家・石田衣良が手掛け、あまりにも衝撃的な内容から映像化は難しいとされていた問題作だ。中山は同作で親から激しい虐待を受けて、殺人者になった孤独な青年・北斗にふんしている。

【写真】中山優馬が殺人者を熱演 書影版

 本作は、「僕を、死刑にしてください」と語る20歳の北斗(中山)が、なぜ殺人犯となったのか、彼の裁判とともにその理由が明かされていく濃厚なドラマ作品。里親に出会い、初めて“愛”というものを知り、少しずつ幸せをつかみ始めていた北斗が、運命に翻弄されるさまが描かれる。脚本・監督は映画『脳男』『グラスホッパー』の瀧本智行。3年前から映像化を希望していた瀧本監督は、ラストシーンの撮影で鬼気迫る中山演じる北斗の姿を見ながら、「これが撮りたかったんだ。これを撮るために3年かかった」と感じたという。

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 中山はオーディションで勝ち取った本役のために、減量のほかにも長かった髪の毛を本人の意思で断髪。約2か月間の撮影中は、アイドルとして培ってきたこれまでのビジュアルを捨てて挑んだ。当時のことを振り返り、中山は「オーディションの時、セリフの破壊力に圧倒されたことを今でも鮮明に覚えています。初めて北斗と出会い、あらためて台本を読んだ時最初に『背負いきれるか』という心配がありました。一方で、こんなに素晴らしい作品が自分の手の届くところにあると思うと身震いが止まらなくて……」とプレッシャーに悩まされていたことを告白。

 しかし撮影を終えた今は、「監督の気合に魅せられ最後まで乗り切ることができたのは僕の誇りです」と自信もついたよう。続けて「『全員が流した汗と涙の結晶の量が、作品をどれほど良くするかにかかっている』という監督の言葉は今でも忘れられません」と語っている。中山の減量時には瀧本監督も自ら減量に臨み、よりリアルな作品づくりのため互いに切磋琢磨しあっていたという。(編集部・井本早紀)

「連続ドラマW 北斗-ある殺人者の回心-」はWOWOWで2017年3月からスタート(全5話) 毎週土曜22:00に放送 ※第1話無料放送

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