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四肢まひの漫画家役にホアキン?ガス・ヴァン・サントと再タッグか

演技派ホアキン・フェニックス
演技派ホアキン・フェニックス - Michael Tran / FilmMagic / Getty Images

 映画『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』『ザ・マスター』などの演技派俳優ホアキン・フェニックスが、ガス・ヴァン・サント監督の新作『ドント・ウォーリー・ヒー・ウォント・ゲット・ファー・オン・フット(原題) / Don’t Worry, He Won’t Get Far on Foot』で主演する可能性があると The Hollywood Reporter などが報じている。

ガス・ヴァン・サント監督【写真】

 本作は、四肢まひの漫画家ジョン・キャラハンさんを題材にした伝記映画で、彼が執筆した回顧録を基に制作する。ホアキンにオファーされているのはキャラハン役で、もし実現すれば、サント監督とは『誘う女』以来の再タッグとなる。アメリカの人気テレビシリーズ「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」の製作総指揮者スティーヴ・ゴリンの制作会社アノニマス・コンテントとアイコノクラスト・フィルムズが共同で手掛ける予定。

 キャラハンさんは、12歳でアルコール依存症、10代半ばで薬物依存症になり、21歳の時に飲酒運転の事故で四肢まひを患ってしまう。彼は人生を再起させるため、両手で絵を描く方法を習得し漫画家になり、タブーを題材にした物議を醸すような作品を作り続けた。以前にも、キャラハンさんのファンだったロビン・ウィリアムズさん主演で、コロンビア・ピクチャーズの下で映画化を試みたことがあるが、実現はしなかった。果たしてどのような作品になるのだろうか? (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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