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セレブの買い物代行人が主人公!カンヌで物議醸したクリステン・スチュワート主演作5月公開

ファッション好きも必見!
ファッション好きも必見! - (c) 2016 CG Cinema - VORTEX SUTRA - DETAILFILM - SIRENA FILM - ARTE France CINEMA - ARTE Deutschland / WDR

 クリステン・スチュワートオリヴィエ・アサイヤス監督が『アクトレス ~女たちの舞台~』に続きタッグを組んだフランス映画『パーソナル・ショッパー』が5月より日本公開されることがわかった。忙しいセレブに代わって服やアクセサリーを買い付ける“パーソナル・ショッパー(買い物代行人)”の姿をファッショナブルかつサスペンスフルに描き、ラストに待ち受ける衝撃の展開が第69回カンヌ国際映画祭で称賛されるとともに物議を醸した話題作だ。

【写真特集】カンヌ映画祭レッドカーペット

 クリステン演じる“パーソナル・ショッパー”のモウリーンは、数か月前に最愛の双子の兄ルイスを亡くしたばかり。ある日、彼女の携帯にルイスからと思われるメッセージが届くようになり……。仕事柄、鍵を預かって顧客の家に出入りすることもあるモウリーンが、そのメールをきっかけに“隠された欲望”を徐々に抑えられなくなるさまをつづった心理ミステリーとなっている。

 華やかなファッション業界を舞台にした作品とあって、シャネルが衣装協力をしたほか、シャネルが本店を構えるパリ・カンボン通りで撮影を行い、カルティエほか最先端ブランドショップが続々登場するなど、ファッション好きにもたまらない一作。会話をテキストメッセージで表現してみたりと新たな表現にも挑んだアサイヤス監督は、本作で見事カンヌ監督賞を受賞している。(編集部・市川遥)

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