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マット・デイモン×中国『グレートウォール』が3位デビュー

全米ボックスオフィス考

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主演はマット・デイモン! - 映画『グレートウォール』ポスタービジュアル
主演はマット・デイモン! - 映画『グレートウォール』ポスタービジュアル - (C) Universal Pictures

 先週末(2月17日~2月19日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、アニメ映画『LEGO』シリーズ第2弾『レゴバットマン ザ・ムービー』が興行収入3,265万5,114ドル(約37億5,533万8,110円)で2週連続となる首位を獲得した。同じく公開2週目となるベストセラー官能小説の映画版第2章『フィフティ・シェイズ・ダーカー』も興収2,027万6,260ドル(約23億3,176万9,900円)で2位の座をキープした。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル115円計算)

初登場3位!『グレートウォール』作品情報

 マット・デイモン主演の米中合作アクション映画『グレートウォール』は、興収1,846万9,620ドル(約21億2,400万6,300円)で3位デビュー。『HERO』のチャン・イーモウ監督がメガホンを取り、万里の長城の建造に秘められた目的と戦いを活写した。アメリカでのオープニングは振るわなかったものの、すでに昨年12月に公開済みの中国ではヒットを飛ばし、世界興収は2億6,720万8,490ドル(約307億2,897万6,350円)に達している。

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 このほか初登場組では、ラッパーのアイス・キューブと『パシフィック・リム』のチャーリー・デイが放課後に決闘することになった教師同士を演じたコメディー『フィスト・ファイト(原題) / Fist Fight』が興収1,220万1,873ドル(約14億321万5,395円)で5位。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで知られるゴア・ヴァービンスキー監督のサイコスリラー『ア・キュア・フォー・ウェルネス(原題) / A Cure for Wellness』は興収435万6,941ドル(約5億104万8,215円)が10位となった。『クロニクル』のデイン・デハーンが主演を務めた意欲作だが、苦戦している。

 今週末は、ニコラス・ホルトフェリシティ・ジョーンズ共演のアクション『アウトバーン』、『パラノーマル・アクティビティ』などの名プロデューサー、ジェイソン・ブラム製作のホラー『ゲット・アウト(原題) / Get Out』などが公開される。(編集部・市川遥)

2月17日~2月19日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『レゴバットマン ザ・ムービー』
2(2)『フィフティ・シェイズ・ダーカー』
3(初)『グレートウォール』
4(3)『ジョン・ウィック:チャプター2(原題)
5(初)『フィスト・ファイト(原題) / Fist Fight』
6(5)『ヒデン・フィギュアーズ(原題) / Hidden Figures』
7(4)『スプリット
8(6)『ア・ドッグズ・パーパス(原題) / A Dog's Purpose』
9(8)『ラ・ラ・ランド
10(初)『ア・キュア・フォー・ウェルネス(原題) / A Cure for Wellness』

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