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NHK「麒麟がくる」「エール」の収録を見合わせ 現時点で感染者なし

「エール」の窪田正孝、二階堂ふみ(2019年撮影)
「エール」の窪田正孝、二階堂ふみ(2019年撮影)

 NHKは1日、大河ドラマ「麒麟がくる」と連続テレビ小説「エール」の収録を一時休止すると発表した。新型コロナウイルス感染の拡大予防のためで、現時点で両ドラマの関係者に感染の疑いがある人は出ていない。

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 収録の見合わせは、4月12日まで。以降は状況を見ながら判断するという。放送が直ちに休止することはなく、今後の放送予定は番組表や番組ホームページで告知される。

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 ドラマの収録に際しては、これまでも感染予防対策を徹底してきたというNHK。しかし、大河ドラマと連続テレビ小説は、出演者とスタッフの数が多く、演出上、安全対策にも一定の限界があると判断した。

 出演者や番組スタッフの安全にも配慮した今回の措置は、感染予防を最優先にしたNHKの自主的な判断で決まった。その他のドラマ番組については、収録場所や内容など、個別の状況を総合的に考えて、収録の継続を判断するという。(清水一)

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