『モータルコンバット』ユニバースに新作企画か

　海外で絶大な支持を受ける人気ゲームを再映画化した『モータルコンバット』について、米ワーナー・ブラザースが、同ユニバースに属する新作企画を検討しているとVarietyが報じている。

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　『モータルコンバット』は、太古から続く世界の命運を懸けた格闘トーナメントをめぐる、人間界と魔界の戦士のバトルを描いたアクションアドベンチャー。アメリカでは劇場と動画配信サービス「HBO Max」で同時公開され、The Hollywood Reporter は、同サービスにおいて同日配信された映画のなかで、最も視聴された作品になったと報じている。

　Varietyでは、やはり同時配信が予定されているドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のSF大作『DUNE／デューン　砂の惑星』の続編やスピンオフシリーズに関する記事において、米ワーナーが『モータルコンバット』ユニバースにおける新たな作品を検討していると報道。同作に関する記述はこれのみで、詳細は判明していないが、同作で悪役サブ・ゼロを演じたジョー・タスリムは、今年4月の時点で、映画の成功にかかっているものの、4本の契約にサインしたとVarietyに明かしている。

　ジョーは同サイトに対して「この映画が成功すれば、もっとできるんじゃないかな」と語っており、配信での成功を受けて新作が動いていたとしてもおかしくない。『モータルコンバット』には日本から真田広之、浅野忠信も出演。重要な役どころを務めただけに、続投にも期待したいところだ。（編集部・入倉功一）