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ジョン・カーペンター特集上映決定!『ニューヨーク1997』4Kレストア版でリバイバル

『ニューヨーク1997』をスクリーンで!
『ニューヨーク1997』をスクリーンで! - (C) 1981 STUDIOCANAL SAS - All Rights Reserved

 『ハロウィン』(1978)、『遊星からの物体X』(1982)など数々の名作で映画ファンから熱烈な支持を集めるSF・ホラーの巨匠、ジョン・カーペンター監督の特集上映「ジョン・カーペンター レトロスペクティブ 2022」が、2022年1月7日から27日の3週間限定で開催されることが決定した。

ロディ・パイパーの説得力!『ゼイリブ』フォトギャラリー

 「レトロスペクティブ」では、カーペンター監督の代表作である、3作品を4Kレストア版で上映。まずは、伝説のアウトロー、スネーク・プリスキン(カート・ラッセル)を生んだSFアクション『ニューヨーク1997』(1981)がリバイバル。巨大監獄と化したニューヨークのマンハッタン島に大統領専用機が墜落。元特殊部隊所属の囚人スネークが、体内に埋め込まれた爆弾の解除と引き換えに、拉致された大統領を救出するため単身潜入するさまを描く。

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 そして、エイリアンのサブリミナル戦略による地球侵略を描いた、1988年公開のSFスリラー『ゼイリブ』。特殊なサングラスで正体があらわになるドクロ顔エイリアンの不気味さ、物質主義的思考や特権階級によるメディアの悪用への批判を込めたメッセージ性の高さも人気の本作。主人公に人気プロレスラーのロディ・パイパーを起用した、延々と続くキース・デイヴィッドとのファイトシーンは語り草だ。さらに、100年前の怨みを晴らすために霧と共に出現する亡霊が、小さな港町で住民を襲う『ザ・フォッグ』(1980)が上映される。

『ザ・フォッグ』(1980)も上映決定(C) 1979 STUDIOCANAL

 ファン垂涎のレトロスペクティブ上映決定に、各界の著名人もコメントを寄稿。「ジョジョの奇妙な冒険」の作者・荒木飛呂彦は「現在観返しても、昔から考えても、ジョン・カーペンター作品は本当に革進のSF・ホラーエンターテインメントなのだ! と改めて思う。それはロックだ。その登場人物たちも音楽も現在へ受け継がれている世界観も」とその魅力を分析。「GANTZ」「いぬやしき」の漫画家・奥浩哉は「カーペンター監督の作品群のようなオリジナリティがありユニークで刺激に富んだエンタメ作品を漫画を一生描いて行けたら嬉しいです」と崇め、俳優の柄本佑は「大大大好きなカーペンターの傑作3本! 見逃す手はありませんぜ! ジョンはいつだって我々観客へのサプライズを忘れない、粋な男です」と熱烈なカーペンター愛を明かしている。

 来年の開催に先駆けて、年末の12月31日には、ヒューマントラストシネマ渋谷にて3作品の一挙上映イベントを開催。そのほかにも、特集上映を盛り上げる企画が予定されているとのこと。(編集部・入倉功一)

「ジョン・カーペンター レトロスペクティブ 2022」は2022年1月7日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開

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