作家を目指す雄介(いしだ壱成)は、若くして亡くなった妻、愁子(佐藤藍子)の遺言に従い、彼女の遺骨から白磁のつぼを作る。それから2年後、雄介は愁子の姉で、かつて自分に思いを寄せていた朋代(小島可奈子)と偶然に再会。気落ちする彼の支えになりたい朋代だったが、亡き妹のつぼを見ると罪の意識を感じてしまい……。
『失楽園』『愛の流刑地』などの原作者として著名な作家・渡辺淳一の同名小説を映画化した官能文芸ドラマ。『MOON CHILD』『フライング☆ラビッツ』の瀬々敬久監督が、若くしてガンで他界した女性の遺骨で作った壺(つぼ)をめぐって、残された女性の夫と女性の妹が堕ちていく愛憎の顛末(てんまつ)を描く。主演は『菊次郎の夏』の小島可奈子。相手役には、いしだ壱成。小島が女優魂を全開にして体当たりで挑んだ過激で濃厚なベッドシーンも見もの。