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フルスロットル (2013):映画短評

フルスロットル (2013)

2014年9月6日公開 91分

フルスロットル
(C) 2013 EUROPACORP - BRICK MANSIONS PRODUCTIONS INC.

ライター2人の平均評価: ★★★★★ ★★★★★ 3.5

ミルクマン斉藤

オリジナル知ってても知らなくても魅せます。

ミルクマン斉藤 評価: ★★★★★ ★★★★★

近接して公開の『LUCY』などを観てしまうと、L.ベッソンはもうこういうのだけ手掛けてればいい(監督は他人任せで)と痛感させる快作。ただし04年の『アルティメット』のほぼ完コピで、しかもD.ベルは同じ役。相棒のP.ウォーカーはパルクールができない、という設定だ。確かにリアルではあるけれど、相棒もギャングもぴょんぴょん飛び跳ねてたオリジナルの速度には及ばない。ヒロインも悪くないが、ベッソンものにしては例外的に可愛かったあちらに軍配を挙げたいところ。ただ“悪役”RZAのキャラクターは格段に深化。ゲットーをただ食い物にするだけの男に、ウータン・クランの総帥を収まらせないところがいい。

この短評にはネタバレを含んでいます
なかざわひでゆき

ダヴィッド・ベルの超絶アクションにノックアウト

なかざわひでゆき 評価: ★★★★★ ★★★★★

 リュック・ベッソン製作・脚本のフレンチ・アクション「アルティメット」の英語版リメイク。本作もベッソン自身が脚本を書いており、キャラの設定を変えつつも基本的なあらすじはほぼ一緒だ。
 オリジナルとの最大の違いは、RZA扮するマフィアのボスを反権力のアンチヒーローに仕立てていること。それによって、貧民窟に住む虐げられた庶民層VS都市部に暮らす権力者という図式を明確なものにしている。
 主演の故ポール・ウォーカーには申し訳ないが、オリジナル版から続投のダヴィッド・ベルが全編をほぼかっさらう。あのアクロバティックな超絶アクションと惚れ惚れするような肉体美があってこその本作だと言えよう。

この短評にはネタバレを含んでいます
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