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ルドルフとイッパイアッテナ (2016):映画短評

ルドルフとイッパイアッテナ (2016)

2016年8月6日公開 89分

ルドルフとイッパイアッテナ
(C) 2016「ルドルフとイッパイアッテナ」製作委員会
中山 治美

イッパイアッテナに惚れてまうやろ!

中山 治美 評価: ★★★★★ ★★★★★

主人公が犬と猫の違いはあれど、共に人間の窺い知れぬ動物たちの生態と、
都会で迷子になった彼らがいかに家に戻るか?を描いており、奇しくも『ペット』とかぶった。
しかし単なるドタバタ劇で終わってしまう『ペット』と異なり、
イマジネーションの豊かさと深いテーマが本作にはある。
ボス猫のイッパイアッテナが迷い猫のルドルフに教える処世術の数々は、
人間にもタメになることばかり。
まさか教養を身につけることの重要性を猫に学ぶとは。
同時にイッパイアッテナを通して、リーダー論をも展開する。
上に立つモノは、最も弱きモノに手を差し伸べ、彼らの見本となるべき行動をする。
これは大人こそ必見のアニメである。

この短評にはネタバレを含んでいます
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