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メカニック:ワールドミッション (2016):映画短評

メカニック:ワールドミッション (2016)

2016年9月24日公開 99分

メカニック:ワールドミッション
(C) ME2 Productions, Inc. 2016

ライター2人の平均評価: ★★★★★ ★★★★★ 3

山縣みどり

J・ステイサムの切れっ切れアクションにうっとり

山縣みどり 評価: ★★★★★ ★★★★★

主演のジェイソンが49歳とは思えぬ切れっ切れアクション演技を連発し、それを見るだけでいい映画。アルカトラズを彷彿させる孤島刑務所での暗殺に始まる主人公ビショップのミッションに製作陣が頭脳を総動員したのは間違いなく、ビル高層階のプールやパニックルームと徐々にハードルが上がる。それぞれの暗殺だけで1本の映画になりそうなのに、淡々とこなすビショップ=ジェイソンがすごすぎる。もうジェソン・ボーンは不要? 不要といえばジェシカ・アルバ演じるヒロインも!? 元特殊部隊員という設定なのにビショップの足手まといなだけ。ビキニで海中を泳ぎ回るシーンのためだけの抜擢だろうが、いらない。

この短評にはネタバレを含んでいます
なかざわひでゆき

ステイサムが第三世界における裏ビジネスのカラクリを暴く!?

なかざわひでゆき 評価: ★★★★★ ★★★★★

 前作はリメイクだけにストーリーの縛りもあったし、’72年版のブロンソンと比較されることも避けられなかったが、今回の続編は完全にオリジナルの脚本ということで、100%ジェイソン・ステイサムの映画として完成されている。
 愛する女性を人質に取られた主人公は、3人の武器商人を暗殺せねばならなくなる。その女性がアジア人身売買ルートの最前線で子供たちを保護する元米軍兵というのがミソで、彼女を巻き込んだ武器商人同士の市場争いを通して、第三世界を取り巻く裏ビジネスのカラクリが見えてくるというわけだ。
 もちろん、ステイサムのアクションを堪能するだけでも十分。特に空中プールでの暗殺シーンは傑作です。

この短評にはネタバレを含んでいます
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