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いとしきエブリデイ (2012):映画短評

いとしきエブリデイ (2012)

2013年11月9日公開 90分

いとしきエブリデイ
(C) 7 daysFILM LIMITED 2012 ALL RIGHTS RESERVED.
くれい響

ウィンターボトム×ナイマンの最強コラボ、12年ぶりに復活

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

 どれだけ意欲的に新作に挑もうが、誰が何と言おうがマイケル・ウィンターボトム監督の『ひかりのまち』の衝撃は忘れらない。その理由は“ウィンターボトム版『恋する惑星』”な展開とマイケル・ナイマンが奏でる旋律の、奇跡的なコラボにほかならない。そんな『ひかりのまち』ではカップルではなかったシャーリー・ヘンダーソン(嘆きのマートル!)とジョン・シムが夫婦を演じ、彼らと4人の子供たちの日常を5年に渡って追い続ける本作。

 日々成長する子供の姿に、何気なく歩く牧歌的な風景などのほのぼの感。さらに、あたりまえの日常で起こってしまう些細な事件が引き起こす緊張感。まるで日曜の昼間に「ノンフィクション」を観るような心地良さだが、そこに“伝家の宝刀”であるナイマンの旋律がプラスされ、最強なものに! 夫の服役理由やラストなど、観客に委ねる演出もさすが。

 本作の脚本家が男運のない三姉妹を描き、デビューを飾った『ひかりのまち』から12年、撮る方も観る方も年齢を重ねたことを実感させてくれる一本である。

この短評にはネタバレを含んでいます
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