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ドラゴン×マッハ! (2015):映画短評

ドラゴン×マッハ! (2015)

2017年1月7日公開 120分

ドラゴン×マッハ!
(C) 2015 SUN ENTERTAINMENT CULTURE LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.

ライター2人の平均評価: ★★★★★ ★★★★★ 4.5

なかざわひでゆき

ストーリーもアクションも超重量級の香港産ハードボイルド

なかざわひでゆき 評価: ★★★★★ ★★★★★

 ドニー・イェン&サモ・ハン主演『SPL/狼よ静かに死ね』の続編だが、ストーリー的な関連性は全くないので一見さんでも問題なし。臓器売買ビジネスを追う潜入捜査官の身元がバレ、無実の罪でタイの監獄に入れられるも、正義感の強い看守の協力で組織との全面対決に挑む。
 設定自体は目新しくないものの、愛する者を救うために他者を犠牲にすることを正当化できるのか、愛する者や信念のためにどれだけ自己を犠牲にできるのか、命の重さとはいかほどのものかを真剣に問うてくるストーリーは驚異的にヘヴィー。カンフーVSムエタイのガチなアクションを含め、とにかく超重量級の見応えだ。トニー・ジャーとウー・ジンもカッコよし!

この短評にはネタバレを含んでいます
くれい響

ガチで酷い邦題だが、これがかなりスゴい!

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

ドニー・イェンが『マッハ!』に触発され、MMA(総合格闘技)の要素を取り入れた『SPL』の続編。ストーリーに繋がりはないが、前作の「破壊」「対立」「強欲」を描いたドラマティックなストーリー展開やシチュエーションを継承。そして、主演にまさかのトニー・ジャー。一部で「荒木飛呂彦先生に激似!」と話題のウー・ジンも、前作のナイフの刺客から一転、キャリア史上最高にいい人キャラで、怒涛の刑務所暴動長回しを超える「It`s me(照)」なベストシーンを好演する。ソイ・チェン監督作としても、あの『ドッグ・バイト・ドッグ』に匹敵する仕上がりであり、独特の世界観に120分ドップリ浸れること間違いなし!

この短評にはネタバレを含んでいます
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