シネマトゥデイ

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インターミッションにシビレる

  •  真髄は、88分の映画にあえて挿入されたインターミッション。ダックスフンドがアメリカ全土を歩いて横断していく映像に、西部劇調の歌が流れる。人々は今も夢を求めて荒野を歩き続けているが、その旅の連れは今や俊足の馬ではなく、足の短いダックスフンドなのだ。
     安定のトッド・ソロンズ。しょうもない人間たちを描いて、彼らを笑わずしかし許すわけでもない。しかしちょっと切ないのは、登場人物の何人かは自分のしょーもなさを知りつつそれでも歩いているからだろう。監督の「ウェルカム・ドールハウス」のヒロイン、ドーンが再登場。中学生だった彼女がどんな20代になったのかも見もの。

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平沢 薫

平沢 薫

略歴: 映画ライター。視覚に訴えかけるビジュアルの派手な映画がお気に入り。「SCREEN」「キネマ旬報」「映画.com」等で執筆。著作に「X-ファイル 2016」ノベライズ、「フランケンウィーニー」ノベライズ、「「ターミネーター:新起動/ジェニシス ビジュアルガイド」翻訳など。ウェブで映画やTVドラマのニュースを追いかけ中

近況: 「ブレードランナー 2049」予告編がカッコイイ! 途中からオリジナル作とは正反対の色調と質感になる。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が、予測外の何かをやってくれそう。フランク・ハーバートの「デューン」映画化も検討中とのことで続報がきになる。「SCREEN」の「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」、「キネマ旬報」の「シン・ゴジラ」アメリカ評紹介などを執筆

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