シネマトゥデイ
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海上がデスロードと化す!

  • モアナと伝説の海
    ★★★★

    ポスト「レリゴー」な主題歌に惑わされてはいけない。『リトル・マーメイド』でディズニー・プリンセスの存在を復活させた監督コンビが、その流れを自らブチ壊す意欲作だ。「未来少年コナン」な導入から活劇が始まる匂いがプンプンし、海上の“デスロード”と化す。モアナはマウイが放つ“プリンセス”の言葉を一蹴したうえ、2人のロマンス要素は皆無。そのため、関係性はフュリオサとマックスに、暴走止まらぬ武装海賊カカモラはウォーボーイズに見えてくる。劇伴まで意識したのはやりすぎかもしれないが、これも時代の流れ。王道のプリンセスものは実写リメイクに任せ、アニメスタジオは攻めまくる。そんなディズニーの英断がスゴい。

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くれい響

くれい響

略歴: 1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では10年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、映画やCDでAKB48のオフィシャルを担当するなど、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況: 『イップ・マン 継承』『ホワイト・バレット』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。「1980年代の映画には僕たちの青春がある(キネ旬ムック) 」「悲運の映画人列伝(映画秘宝COLLECTION)」「別冊映画秘宝2016年版 この映画を見逃すな! 」「俺たちのジャッキー・チェン (HINODE MOOK)」に作品・解説などを寄稿。そのほか「DVD&ブルーレイでーた」にてパク・チャヌク監督、ナ・ホンジン監督、「CREA」にて山崎賢人、「CREA WEB」にて平岡拓真、「dmenu映画」にて川口春奈のインタビュー記事が掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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