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ワイルド・ルーザー (2013):映画短評

ワイルド・ルーザー (2013)

2014年5月17日公開 104分

ワイルド・ルーザー
(C) ZetaCinema S.L.Antena3 Films, S.L.U
ミルクマン斉藤

昔懐かしい正統的二番煎じ映画。

ミルクマン斉藤 評価: ★★★★★ ★★★★★

いつの間にか恐ろしくハードルの高い名シリーズと化してしまった『ワイルド・スピード』。アクション映画としての充実度はとても他では真似できないので、初心に帰るが如く(?)本家の一作目とほぼ同じ設定で(ま、ポール・ウォーカー役は警官ではなく追放されたプロ・レーサーだが)スペインで作られたストリート・レース映画。しかし難儀なのは肝心のレース・シーンにまるで迫力がないこと。もはや観るほうも普通じゃ満足できなくなっているのに、あまりにあっさりしていて拍子抜け。そのぶんグラマー女とマッチョ男のセックス・シーンはやけに濃厚だが……。しかも終盤の展開がやたらとヒドくて後味悪すぎ。英語吹替版なのも安さ倍増だ。

この短評にはネタバレを含んでいます
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