第18回東京国際映画祭

根岸吉太郎監督、賞金の使い道は“ばんえい競馬”で

2005/10/31
根岸吉太郎監督、賞金の使い道は“ばんえい競馬”で
本日の主役、根岸吉太郎監督

クロージングセレモニーの後、映画祭最後のイベントとして、東京サクラグランプリ受賞作品の上映会が開催された。ほとんどの観客は受賞作品が決定する前にチケットを購入しているため、どの作品が上映されるのか知らない状態だ。

受賞作品『雪に願うこと』の根岸吉太郎監督と佐藤浩市が上映前の舞台あいさつに登場すると、会場からは割れるような拍手が起こり、2人は照れくさそうな笑顔を見せていた。

グランプリを受賞して賞金10万ドルを手にした監督は、「映画の舞台となった北海道の“ばんえい競馬”に行って使います」と使い道についてユーモアたっぷりに答えてくれた。

ちなみに佐藤浩市も競馬が趣味とのことで、本日開催されたレース「天皇賞」の馬券を買っていたが、残念ながらはずれてしまったようだ。

『雪に願うこと』は2006年に公開予定。

寺尾聰あせる! 「最近、記憶が……」

2005/10/30
寺尾聰あせる! 「最近、記憶が……」
「宣伝費がないので、口コミでの宣伝してください」と観客に呼びかけるスタッフとキャスト陣

 28日の夜、特別招待作品として上映された『博士の愛した数式』の舞台あいさつが行われ、主演の寺尾聰、浅丘ルリ子を始めとするスタッフ・キャスト5名が登場した。

 主演の寺尾聰は客席があまり近いことに驚いたのか、時おり言葉を詰まらせていたが「最近記憶が……」と劇中で演じた記憶に障害のある博士と自身を重ね合わせ、会場を盛り上げた。

 また、共演した子役の齋藤隆成が言葉に詰まると、そっと背中をなでたり、こっそり耳元で答えを教えてあげたりなどして、ベテラン俳優としてのやさしい気配りが印象的だった。

『博士の愛した数式』は2006年新春第2弾に渋谷東急ほかにて公開。
『博士の愛した数式』オフィシャルサイトhttp://hakase-movie.com/

中谷美紀がお嫁さんを募集?

2005/10/30
中谷美紀がお嫁さんを募集?
中谷美紀の左が共演の萩原聖人、右が主演のソル・ギョング

最終日の30日、クロージング作品『力道山』の上映に先立ち、主要キャストのソル・ギョング、中谷美紀、萩原聖人らがレッドカーペットに登場し、舞台あいさつをした。

紅一点の中谷は肩と背中が大きく開いたセクシーなドレスと、かわいらしいティアラを付けた“姫スタイル”で登場した。

力道山を影で支えつづけたつつましい女性を演じたことについて質問された中谷は、「私には無理ですね。どちらかというと、私にそういう奥さんが必要です(笑)」と、女優として大活躍中の中谷らしい答えが返ってきた。

『力道山』は3月4日より全国テアトル系ほかにて公開。

最優秀男優賞は佐藤浩市「難しい局面です……」

2005/10/30
最優秀男優賞は佐藤浩市「難しい局面です……」
最優秀男優賞の佐藤浩市と東京サクラグランプリと最優秀監督賞を受賞した根岸吉太郎監督

 六本木で幕を開けた第18回東京国際映画祭が30日、渋谷Bunkamuraのクロージングセレモニーで幕を閉じた。東京サクラグランプリを獲得したのは根岸吉太郎監督の『雪に願うこと』。グランプリのほかに最優秀監督賞、最優秀男優賞、観客賞と4冠に輝いた。

『雪に願うこと』は東京で夢やぶれた男が“ばんえい競馬”で賞金が稼げず殺されようとしている馬を復活させようとしているうちに自分も再生していく感動作。“ばんえい競馬”に魅せられた監督が極寒の北海道の中で巨大な馬と格闘しながら撮り上げた。

 主演の佐藤浩市はしばらくの間、厩舎(きゅうしゃ)で過ごし、役づくりをした。記者会見でこの作品で難しかったことを聞かれた佐藤は「いま、とても難しい局面に立たされています……自分が賞を取ったりするよう状況が起こるとは思ってもみなかったので非常に難しい状態です」とコメントした後に半分は冗談と言ったもののやはり受賞にはおどろいていたらしい。

受賞者、受賞作品は下記のとおり。

【受賞者一覧】
<コンペティション部門>
東京サクラグランプリ 『雪に願うこと』
審査委員特別賞 『女たちとの会話』
最優秀監督賞 『雪に願うこと』 根岸吉太郎
最優秀女優賞 『女たちとの会話』 ヘレナ・ボナム・カーター、『私たち』 ジン・ヤーチン
最優秀男優賞 『雪に願うこと』 佐藤浩市
観客賞 『雪に願うこと』
最優秀芸術貢献賞 『ドジョウも魚である』

<アジアの風>
最優秀アジア映画賞 『細い目』
スペシャル メンション 『一緒にいて』

<日本映画・ある視点部門>
作品賞 『カミュなんて知らない』
特別賞 『スキージャンプ・ペア 〜 Road to Torino 2006〜』

神木隆之介、12歳の英天才子役とお互いに「かっこいい」

2005/10/30
神木隆之介、12歳の英天才子役とお互いに「かっこいい」
ゲームボーイで生まれた男子の友情

 『オリバー・ツイスト』で来日したバーニー・クラークが、29日舞台あいさつを行った。日本を代表する天才子役の神木隆之介が花束を持って登場すると、2人並んだかわいい子役に会場からは「かわいい〜」との声が飛んでいた。

 『オリバー・ツイスト』で、繊細でピュアな演技を見せたバーニーは神木と同じ12歳。お互いの印象を聞かれると、お互いが「かっこいい」と答え2人で照れる姿が会場の笑いを誘った。

 また、前日はジョイポリスに行くほどゲームが大好きなバーニーは、神木から、ゲームボーイミクロをプレゼントされ、「今日も2人で対戦して遊びました。ゲームをくれたからだけじゃなく、神木くんはすごくナイス」と、ゲームによって言葉の壁すらも軽々と越えてしまう現代っ子の一面を見せてくれた。

[PR]

スポンサード リンク