作品情報 | その他の作品のレビュー

DISTANCE/ディスタンス (2001)

カルト教団「真理の箱舟」が、水道水に新種のウィルスを混入させるという無差別殺人事件を起こす。実行犯5人は教団に殺害される。3年後、実行犯の遺族、敦(ARATA)、勝(伊勢谷友介)、きよか(夏川結衣)、実(寺島進)が集まり湖畔で故人を想い手をあわせるが、思わぬアクシデントにみまわれる……。


※[外部サイトの続きを読む]はシネマトゥデイとは関係ない 外部のサイトにリンクしています。

全1件中1~1件を表示しています。
  • 大庭みほ 様
    ★★★★★
    2001年5月30日
    公開初日に観に行きました!是枝監督の作品は、「観た後にむしろ、観た人の中で育っていく映画」だと思います。完全な台本じゃなく、その日その日で実際に俳優さん達が考えた言葉やエピソードが自然でドキュメンタリーのようでした。物語の中の「答え」がないまま終わるところも各自の気持ちで埋めて、それぞれの完成した物語を観た後作れるのが魅力です。 加害者遺族というテレビでは最もカメラの向けられない人達の淡々とした哀しみと、「日常」というものの不確かさについて考えました。
全1件中1~1件を表示しています。