作品情報 | その他の作品のレビュー

ヴァイブレータ (2003)

絶えず聞こえる幻聴に悩まされ、酒と食べ吐きに依存するフリーのルポライター早川玲(寺島しのぶ)。ある夜、コンビニで出会ったトラック運転手(大森南朋)に惹かれた玲は後を追い、トラックに乗り込み肌を重ねる。そして2人の短い旅が始まった。


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  • 映画 ≪ ヴァイブレータ (R15) ≫
    映画の無料動画で夢心地
    2011年5月23日
    芥川賞候補になった同名小説を、ピンク映画出身の鬼才・廣木隆一が映像化。ベテラン脚本家の荒井晴彦が惚れ込み、出演を熱望したという寺島しのぶは、大胆なヌードを披露し、体当たり演技に挑んだ。その後数... ...[外部サイトの続きを読む]
  • ヴァイブレータ
    いぶすきーの映画ぶろぐ
    2010年6月28日
    あたし、あなたにさわりたいヴァイブレータ 監督:廣木隆一芥川賞候補にもなった、赤坂真理の同名原作を映画化した男女の孤独な物語。自分の頭のなかに氾濫する“声”に悩まされ、アルコール依存症に陥っている31歳のルポライター玲(寺島しのぶ)は、コンビニで見かけた長距 ...[外部サイトの続きを読む]
  • ケニー 様
    ★★★★★
    2003年12月21日
    うまいのは、寡黙な女の言葉と頭の中で聞こえる声をまるでモノローグのように組み合わせる妙。男は逆に饒舌で、女の奇妙な行動に翻弄されながらも惹かれていく姿がいい。過食嘔吐、いわゆる食べ吐きの癖をもつ彼女が、嘔吐した後ホテルの浴槽で嘔吐物を拭いながら体を抱きかかえるシーンに胸キュン、そして彼女の頭の中のセリフ「この人が優しいのは感情ではなく本能だよ」の言葉に涙がこぼれちゃいました。うまい!「あたしがいいものになった気がした」最後の寺島しのぶの一言、彼女の今年主演女優賞決定!と叫びました
  • 東木栗人 様
    ★★★★★
    2003年12月12日
    小品ながら、男と女の生理をリアルに描き出したところが素晴らしい。寺島の体当たりの演技とそれを受ける大森の演技が生み出す何ともいえない空気感もいい。荒井晴彦の脚本と『ひと夏のパパへ』の廣木隆一の演出が、日活ロマンポルノの雰囲気を醸し出し、どこか懐かしささえ感じた。今年のベスト10に必ずや入るであろう傑作だ。
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