作品情報 | その他の作品のレビュー

マスター・アンド・コマンダー (2003)

ジャック・オーブリー(ラッセル・クロウ)率いるサプライズ号の使命は、ナポレオン率いるフランス軍のアケロン号を捕らえることだった。船内はいつ現れるかわからない敵に、異様な緊張感が漂っていた。


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  • 【マスター・アンド・コマンダー】大スケールの海洋冒険映画
    映画@見取り八段
    2009年9月5日
    マスター・アンド・コマンダー~MASTER AND COMMANDER :THE FAR SIDE OF THE WORLD~ 監督:  ピーター・ウィアー 出演: ラッセル・クロウ、ポール・ベ... ...[外部サイトの続きを読む]
  • ヒロミ 様
    ★★★★
    2004年3月23日
    船の中の戦闘シーンは迫力あって見ごたえありました。艦長と船医の友情がうまく描かれていて、よく伝わってきました。最初予告を見た時は少年達と艦長のストーリーがメインなのかと思って見に行ったのですが、実際は少し違っていました。全体的に満足だったのですが、途中人物描写が少し足りないように感じた部分が何箇所かあり、それが少し残念でした。
  • ももっち 様
    ★★★★★
    2004年2月27日
    久しぶりにチャンとした映画を見た気がしました。前半、少し退屈したところもありましたが、後半からはぐっと引き込まれ、もう一度見たいと思わせる映画でした。2時間20分があっという間に過ぎ、モウ終わっちゃうの、、これからよぉ~といいたくなる映画でした。
  • 八日菖蒲 様
    ★★★★
    2004年2月25日
    200年前は人々の意識がこうも違うものかとカルチャーショック。水夫たちの素朴で迷信深いこと!艦長さえ「ラッキージャック」とまるでエンギモノ扱い(余談だが、これを「不敗神話」「伝説」と誤訳したがゆえの誇大宣伝は、迷信という重要テーマの一つをボカしてしまう上、冒頭の敗北に観客が失望しないか心配になる)。その艦長も前近代の産物で、運とカンと勢いが頼りの親分肌。一方、近代や科学的思考を象徴するのが親友の船医と、金髪の少年指揮官。現代の視点から過去を裁くより、時代の曲がり角で揺れていた当時の気分を追体験する方がお得。
  • ニキリンコ 様
    ★★★★★
    2004年2月23日
    ブリューゲルの描く農民たち、ボッスの風刺画、洛中洛外屏風などに見入るうち、その世界へ吸い込まれてしまう――そんな映画です。戦争を描きながら不思議と戦争映画という感じがしません。衛生水準も医療技術も低かった時代、厳しい自然の中、戦闘以前に事故や病でも仲間が倒れていく。その間も人々は洗濯をし、音楽に興じ、家畜の世話をする。彼らにとって戦争は賞金を稼ぐ生業。終盤でせっかく迫力満点の海戦を見せながら大団円で終わらせず、あえてのどかな平時をつけ足し、笑いで終わる抑制の術中にはまり、却って何度も観たくなってしまいます。
  • Kay 様
    ★★★★★
    2004年2月15日
    試写会を見てきました。日本の宣伝では主演ラッセル・クロウの次に金髪の少年俳優をクローズアップしていますが、彼だけではなく他にも勇敢に戦う少年がいます。この作品は船上での男達の人間ドラマであり、細部にまでこだわった船のひとつひとつの箇所が映像に重みを与えていてどのシーンも迫力がある素晴らしい内容です。試写会会場では音響がいまいちでしたので、次回は映画館でぜひまた見たいと思っています。
  • トゲンスル 様
    ★★★★★
    2004年1月28日
    ホームズとワトスン、カークとスポックなど、フィクションの世界には数々の名コンビが登場しますが、艦長と船医もその一組ですね。陽と陰、指導者と専門家、行動と思索、好対照をなす二人の篤く熱い友情が楽しみどころです。二人の合奏シーンは感動もの。もちろん、乗組員総員で織り成す群像劇でもあり、副長や給仕等の脇役のチームワークも見事。一部の宣伝ではなぜか強制徴募兵のように誤報されている見習将校の少年たちも、上官として立派に指揮を執っていました。端役ながら、艇長のビリー・ボイドも光っていました。
  • ゾウガメ 様
    ★★★★★
    2004年1月28日
    主役からエキストラに至るまで、当時の船での生活ならばそうであろうという汚れ具合であったり、使用されている食器や医療器具も当時のものという徹底した時代考証がドラマの素晴らしさを高めていました。紅一点の小柄なサプライズ号が大海原を航行するシーンがうっとりするほど美しい! 厳しい航海の中で実にさりげなく描かれる人間の機微を堪能しました。お涙頂戴や安易なラブロマンスとは無縁な物語は、大人も楽しめる渋いエンターテインメントでした。
  • 弁慶 様
    ★★★★★
    2004年1月19日
    近年このようにソフィスティケートされていてスタイリッシュなエピックを見たことがありません。何度見てもその度に新しい発見があります。主人公も見る私達が決められる映画です。コスチュームのスティッチ一つから髪の毛、爪に至るまでリサーチが隅々までなされていて、とてもリッチな映画です。俳優達の演技も自然で素晴らしくとてもリアル、まるで自分が「サプライズ号」に乗船しているかのように感じられます。最低3回はご覧になるのをお勧めします。
  • mariele 様
    ★★★★★
    2004年1月18日
    最近では滅多に見られない真っ当な時代劇です。細部にわたって時代考証に従っていて、製作者のこだわりが随所に見られます。 キャストもタイムスリップしたかのように自然に19世紀の人になりきっています。 紺碧の大海原に浮かぶ帆船、ガラパゴスの風景、全編絵画と言ってもいいくらいの見事な映像美です。 最後に音楽が素晴らしい!!クラシックと勇壮な大太鼓の響き、緩急のタイミングが絶妙でした。 何度も繰り返し見たくなる映画の一本になりました。
  • せんべい 様
    ★★★★★
    2004年1月17日
    公開が待てずハワイで観ました。期待に違わぬ名作です。日本では「可愛い少年」を売り物にしての宣伝をしてますが、実際の内容は大人のためのエンターテインメントです。主役はなんといっても帆船です。ちょっと年老いた小柄なレディのサプライズ号。はるかに強力な仏軍私掠船との戦いは手に汗握る展開です。ラッセル・クロウ演じる艦長と友人のドクター、乗組員たち。そのコラボレーションが素晴らしい。ガラパゴスロケにも眼を見張ります。宣伝を鵜呑みにしないでの鑑賞をお薦めします。
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