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ヘブン・アンド・アース (2003)

紀元700年の唐王朝最盛期。遣唐使としてこの国に渡った来栖(中井貴一)は、文武を極め、皇帝直属の刺客として活躍していた。しかし来栖は祖国へ帰ることを願っていた。そこへ皇帝から、反逆者・李(チアン・ウェン)の命を奪うことができれば帰国を許すとの知らせが届く。来栖は身辺警護を託された将軍の娘・文珠(ヴィッキー・チャオ)を連れて、李の消息を追うが……。


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  • 徳子 様
    ★★★★★
    2004年3月7日
    中国の雄大な自然の中での激しい応酬、アクション、なによりも最近全盛のCGにほとんど頼らない映像はすばらしい。その中で日本人俳優としてただ一人奮闘した主演の中井貴一は中国語、馬上でのアクション、立ち回り全てにおいてこれまたすばらしい。人間関係や結末などやや?の部分もあるが、上述のような理由でこの映画はこれでヨシ!!としたい。
  • 杏樹 様
    ★★★★
    2004年3月4日
    重厚な歴史ものというより、アクションたっぷりの娯楽ものです。ラクダが積んでいる荷物は一体何か、なぜ狙われるのか、突然現れる馬賊の群れ、ハラハラドキドキの要素たっぷり。姜文(チアン・ウェン)と中井貴一の対比も良かったです。 ただ、時代考証をかなり無視して独特の世界を作ってしまったため、唐王朝時代の感じが薄かったのが残念。最後の宮殿が「HIRO英雄」の秦の宮殿と雰囲気が似すぎており、もっと「最盛期を迎える」というのにふさわしい華やかな画面が欲しかった。唐の時代なら朱塗りの列柱が並ぶきらびやかな建物だったはず。
  • ヒロミ 様
    ★★★★
    2004年3月4日
    歴史物でもあり、戦いあり、友情あり、愛情ありのなかなか盛りだくさんの内容でした。中井貴一の中国語はあまり違和感がなくて自然な感じがしました。ただちょっと時代背景が分かりにくく感じたのが少し残念でした。
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