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父と暮せば (2004)

3年前広島に落とされた原爆で家族や友を失い、一人暮らしをする美津江(宮沢りえ)の前に、突然亡くなったはずの父(原田芳雄)が現れる。彼女は父に勤務先の図書館で会った青年(浅野忠信)の話をする。


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  • 「父と暮せば」
    prisoner's BLOG
    2006年8月11日
    宮沢りえの柔らかいブラウスと長い丈のスカート姿は、小津映画の原節子のよう。 生き延びているのをすまながる感覚、というのは割と普遍的なものではないか思うし、反戦好戦といった分類に回収できないもの。 井上ひさしの戯曲そのまんまの構成で、映画として見ると如何せん手足を縛られている感じ。 稲光が原爆のピカを連想させるというのは、コトバの世界のことで、映像にしてみるととうぜん別物。 美術は木村威夫だが、ぽんと幽霊の原田芳雄があちこちに飛躍して現れるあたり、鈴木清順作品ばり。 (☆☆☆) 父と暮せば - goo ...[外部サイトの続きを読む]
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