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ぼくの瞳の光 (2001)

ハイヤー運転手のアントニオ(ルイジ・カーショ)は、ある晩急に飛び出してきたリーザ(バルバラ・ヴァレンテ)をひきそうになる。彼はその母親のマリア(サンドラ・チェッカレッリ)に惹かれるが……。


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  • 小森谷慶子 様
    ★★★
    2004年6月27日
    ヴェネツィア映画祭で主演男優と主演女優の賞を受けたという主役のふたりは、たしかに映画の出来を補って余りあるものがありました。舞台はローマの下層社会にいかにもありきたりの日常なのですが、主題は「殺伐とした現代における献身愛の救済」なのだと思いました。今の世の中、やはり皆、愛のおとぎ話に飢えているのかもしれません。ルイジ・ロ・カーショは、ペッピーノの時とはうってかわった抑えめの演技に知性と繊細さを感じさせていました。彼には華はないけれど、目力があります。久々の実力派大器という気がしました。
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