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ルー・サロメ 善悪の彼岸 (1977)

19世紀末ローマ。類まれな知性と美貌を兼ね備えたルー・サロメ(ドミニク・サンダ)は、大哲学者ニーチェ(エルランド・ヨセフソン)と、彼の若き友人パウル・レー(ロバート・パウエル)を虜にする。 彼らの求婚を退けたルーの提案で、3人は奇妙な共同生活を始める。


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  • 青春をかえりみよう 18 「ルー・サロメ/善悪の彼岸」
    ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋
    2009年4月30日
    「ルー・サロメ/善悪の彼岸」-女1人男2人の儚い友情。    晴雨堂スタンダード評価 ☆☆☆☆ 優   晴雨堂マニアック評価 ☆☆☆ 佳... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「ルー・サロメ 善悪の彼岸 ノーカット版」
    prisoner's BLOG
    2006年4月12日
    ニーチェとパウル・レー、ルー・サロメの男二人と女一人の三位一体などと形容もされているが、男の一人パウル・レーは男色家でもっぱら傍観者の立場をとるので、ちょっと違う気がした。 レーは聖セバスチャン(レーとルーの出会いの場所がセバスチャン通り)の殉教風の立って縛られた形で殺される。レー役のロバート・パウエルは「ナザレのイエス」でキリスト役をしているので、初期キリスト教が持っていたホモ的な要素と、ひねった形でつなげているよう。 セバスチャンのように矢で射られるのに似て切り刻まれるのはニーチェの脳梅毒による幻覚に現 ...[外部サイトの続きを読む]
  • JaJa 様
    ★★★★★
    2006年1月17日
    30年近く前の作品で、陰鬱な作品ですが、私にとっては幻の名画。パルコ劇場かどこかで1度観ただけですが、最期の台詞、「新しい世紀が来るのに、男たちときたら……」というのが印象的でした。男の一人は殺され、一人は精神を病み、女はそれを乗り越えて生きていく。ドミニク・サンダの無機質で意志の強い美貌が冴えていました。
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