テロ対策の警備のため、すべての電車が遅れたことにより騒然とするインスブルック駅を、ローマ行きの急行列車が出発した。仕事相手の企業の秘書(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ)に便宜を図ってもらった初老の大学教授(カルロ・デッレ・ピアーネ)は、自分に親切な秘書に心引かれていることに気づく。
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