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魂萌え! (2006)

定年を迎えた夫と平穏に暮らしていた敏子(風吹ジュン)の日常は、夫が心臓マヒで急死したことで一変する。葬儀の後、夫の携帯電話にかかってきた見知らぬ女性からの電話で明らかになる夫の浮気、8年ぶりに現れ強引に遺産相続と同居を迫る長男……。生まれて初めて深い喪失感を味わう敏子を、次々に人生の荒波が襲う。


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  • ★★ 『魂萌え!』
    映画の感想文日記
    2008年1月31日
    2006年。シネカノン。   阪本順治監督・脚本。桐野夏生原作。  昨年の劇場公開時にもDVDになってからも全くノーマークの映画だったら、いろいろな雑誌や映画賞候補などでタイトルをよく見かけるので、気になっていた。  予告編などで、何となく団塊の世代向 ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「魂萌え!」
    元・副会長のCinema Days
    2007年2月15日
    桐野夏生の同名小説を阪本順治監督が映画化(脚本も担当)。観る人が観ればすぐに分かると思うが、これは阪本が2000年に製作した「顔」の別ヴァージョンだ。  あの映画の、藤山直美扮する主人公は、冴えない日常から逸脱することによって生きる喜びを見出してゆくが、本作のヒロイン(風吹ジュン)も、平凡な専業主婦からのドロップアウトにより初めて自分自身を見つめ直す。しかも「顔」では故人である妹の幻影が主人公に付きまとうように、この映画でも死んだ夫の生前の所業が大きくヒロインにのしかかる。  ただし、ロードムービー ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「魂萌え!」唇と爪先の距離
    撮影監督の映画批評(たまに写真や撮影のTIPSも)
    2007年2月13日
    武蔵野市の住宅街、築20年の一軒家という設定の関口家が、いい。おそらくロケセットであろう、それほど広くもない家で、撮影も演出も巧い。関口家が出てこない、敏子(風吹ジュン)が家出をしてカプセルホテルに泊まるくだりが、 ...[外部サイトの続きを読む]
  • 魂萌え!
    filmdays daybook
    2007年2月5日
    「どついたるねん」「亡国のイージス」など男の世界を描いてきた阪本順治監督が、桐野 ...[外部サイトの続きを読む]
  • 魂萌え!@シネ・アミューズ
    ソウウツおかげでFLASHBACK現象
    2007年2月3日
    夫が死んだとはいえ、息子の放蕩が抜けないとはいえ、悠々自適の生活ができる中流以上の家庭があり、高校時代からの友情もあり、環境としては恵まれている。定年退職してから間もなく亡くなった旦那に10年来の愛人がいたことを知った、還暦間近の専業主婦・関口敏子の人生が再 ...[外部サイトの続きを読む]
  • [映画・タ行] 魂萌え!
    「やわらか映画~おすすめDVD~」映画ブログ
    2007年1月11日
    [映画・タ行] 魂萌え! 今回の映画は、「魂萌え!」です。(このページでは、DVDの販売が確定次第、更新します。) (今回の映画レビューは、本家サイト「やわらか映画~おすすめDVD~」からの転載であり、本家では、公開後に加筆する予定です。) 本作「魂萌え!」は、桐野夏生さんの小説『魂萌え!』(毎日新聞社刊)を映画化した人間ドラマです。幸せに暮らしていた主婦が、夫の急死によって、さまざまな問題に直面する姿を、描きます。監督は、『顔』『KT』の阪本順治。 関口敏子(風吹ジュン)は、定年を迎えた夫・隆之と、穏や ...[外部サイトの続きを読む]
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