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花の夢 −ある中国残留婦人− (2007)

東京で穏やかな老後を暮らす栗原貞子さんは、中国から帰国した中国残留婦人だ。「お国のため」と18歳で満州国に渡り結婚させられたが、そこに着くまで花嫁になることは聞かされていなかった。しかし夫は出征し、彼女は日本人難民収容所からソ連軍兵舎へ移送されるもそこから脱走し、子どもを守るために中国人と結婚。動乱の中国で30年余りを過ごした半生について静かに語る。


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