作品情報 | その他の作品のレビュー

ビルと動物園 (2007)

OLの香子(坂井真紀)は、窓ふきのアルバイトをしている音大生の慎(小林且弥)と窓越しに出会う。そのころ不倫にやりがいのない仕事、そして父親(渡辺哲)が勧める縁談話に、香子はほとほと疲れていた。慎もまた、将来について不安を抱えていた。次第に心を通い合わせる2人だが、香子の父に厳しい言葉を浴びせられ……。


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  • 「ビルと動物園」
    元・副会長のCinema Days
    2008年8月20日
    言いたいことは分かるのだが、監督の技量が伴っていないため要領を得ない出来に終わっている。30歳間近にもなって結婚の気配が無く、それどころか上司との不倫関係をも清算できないOLと、ビルの窓拭きのバイトの最中に彼女を見初めた音大生。二人の友達以上恋人未満みたいな関係を淡々と描く本作のテーマは、人生は出会いによって如何様にも変えられる・・・・ということだろう。  捉えようによってはクサい主題だが、それは一向にかまわない。映画の語り口が巧みであれば、在り来たりのネタでも求心力を持たせられる。しかし、この映画は ...[外部サイトの続きを読む]
  • ビルと動物園
    映画通信シネマッシモ☆プロの映画ライターが贈る映画評
    2008年7月24日
    派手さはないが、作り手のまなざしが温かい。うだつの上がらないOLとビル清掃のバイトをする音大生の淡いラブストーリーだ。将来への不安で揺れる気持ちが、大仰なセリフではなく微妙な表情で語られる様子がいい。寡黙な父の精一杯の励ましも泣ける。高層ビルの窓ガラス越.... ...[外部サイトの続きを読む]
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