『アンダーカヴァー』 We Own the Night 2007・米 ジェームズ・グレイ 良 あらすじ:クラブ経営者だけど警察一家だから麻薬捜査に協力します。 堅実にしっかりしていて地味。ホアキン・フェニックスは素晴らしいが地味。 原題は、俺たちは夜の支配者、ってとこかな。警察の標語らしいです。 警察一家に反発し、母の旧姓を名乗りながらクラブ経営をしている主人公。警察署長の息子だが、仲たがいしているため周囲にも秘密にしている。中をこじらせて関係を公に
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2007年。アメリカ。"WE OWN THE NIGHT". ジェームズ・グレイ監督・脚本。 アンダーカバーものの映画で、出演者がマーク・ウォールバーグ、ホアキン・フェニックス、ロバート・デュヴァル、となると、期待しないほうがおかしいくらいにハード
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邦題は誤解を呼ぶところあり(原題はWe own the night)。「フェイク」や「インファナル・アフェア」みたいな潜入捜査官ものを想像するとちよっと違うので、父と兄が警官なのにロシアン・マフィアとつるんでいる弟が主人公で、つまりスパイを送り込むのではなく、元から組織にいる人間を肉親のしがらみからスパイに仕立てていくわけ。ある意味肉親であることを「利用」しているわけで、タッチは当然かなり重く、ややかったるい。 父が兄と弟を分け隔てして育てていて、弟がコンプレックスを持っているというあたり、「エデンの東」
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アンダーカヴァー◆家族愛に帰結する80年代ポリス物語
好きな映画だけ見ていたい
2009年1月7日
画像:「We Own the Night 」サウンドトラック(輸入盤) 「アンダーカヴァー」 (2007年・アメリカ) WE OWN THE NIGHT 年末に鑑賞した一本。邦題の「アンダーカヴァー」という表記が妙だなと思ったら、すでに「アンダーカバー」というタイトルの作品が過去にあり、苦肉の策で「カヴァー」と表記したもよう。たしかに大筋ではアンダーカバー(潜入捜査)を描いているのだけれど、核となるのは警察一家の血の絆であり、表記をいじるより別の角度からタイトルを考えたほうがよかったので
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