作品情報 | その他の作品のレビュー

ボヴァリー夫人 (2009)

片田舎の町医者と結婚したエマ(セシル・ゼルヴダキ)は娘も授かり、一見幸せそうな生活を送っていた。だが、彼女はその退屈な場所でのあまりにも単調な結婚生活に飽き飽きし、次第にふさぎこむようになっていく。そんなある日、裕福な隣人のロドルフが使用人の治療のために訪れたことから、彼女は情事に身を焦がすようになっていく。


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  • 「ボヴァリー夫人」
    元・副会長のCinema Days
    2010年1月15日
    (原題:SPASI I SOKHRANI)奥深い映画だと思う。フローベールによる原作のうち、映画では後半しか描かれていないが、まったく欠落感がない。冒頭、山を切り崩して開いたような荒涼とした風景の中にある一軒家で、胡散臭い商人からアクセサリー品を勧められているヒロインが映し出されるが、その描写だけで主人公の恵まれない境遇といずれ訪れるであろう悲劇が観る者に強く印象付けられるのは、監督アレクサンドル・ソクーロフの力量ゆえである。  バックに流れる宗教曲と、絶えず聞こえる蝿の羽音が、物語全体に漂う終末感と ...[外部サイトの続きを読む]
  • ボヴァリー夫人(1989)  ▼
    どんくらの映画わくわくどきどき
    2009年10月29日
    19世紀フランスのフローベールの小説「ボヴァリー夫人」の映画化。映画化は1933年から何度も行われているが、この映画は1989年に崩壊寸前のソ... ...[外部サイトの続きを読む]
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