作品情報 | その他の作品のレビュー

ユキとニナ (2009)

フランスで暮らすユキ(ノエ・サンピ)は、9歳の女の子。母親がフランス人の父と別れ、自分を連れて母国の日本に帰国すると知りショックを受ける。ユキは親友のニナ(アリエル・ムーテル)の協力で両親にもう一度仲直りしてもらおうとするがうまくいかず、家出することを決意する。


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  • 『ユキとニナ』 (2009)
    よーじっくのここちいい空間
    2010年5月11日
    手づくりの空気感が、どこか物淋しくもぬくもりを孕んでいて、観終わった後ここちいい気持ちにさせてくれる作品でした。  9歳の二人の少女が主人公。二人ともそれぞれの両親の離婚に振り回され悩む、その多感な小さな心の揺らめきが、この映画そのものなんだろう。  セリフは同時録音らしく、部屋の中でも街の中でも、自然の中でも、その騒音になりかねない音が始終画面には流れている。少女たちの息遣いは、そんな騒音にかき消されそうなくらい儚くもたどたどしく、しかし一生懸命生きていることを、納得させてくれる主張を含んでいる。 ...[外部サイトの続きを読む]
  • 【映画】 ユキとニナ
    別冊 社内報
    2010年4月10日
    諏訪敦彦とイポリット・ジラルドの共同監督作品。 あらすじからは、ファンタジーな、ぼんやりした仕上がりをイメージしていました。 後半の、日本の原風景が挿入される、仏→日への移行は、これぞ日佛合作。 9歳くらいの女の子の、現状を少し理解しつつも直視しない辺りがよく描かれています。 「愛の妖精」などは、それで課題が解決すると考え実行する、まさに子供。 ポストで拝むのも、かわいい。 周囲の大人の演技が、大根。なので子役の動きがよけいに引き立ちます。 ■ シアターキノにて  ■ 公式サイ ...[外部サイトの続きを読む]
  • ユキとニナ ▲
    どんくらの映画わくわくどきどき
    2010年2月1日
    両親の離婚、親友との別れ、知らない国への旅立ち。人生の大事件に遭遇した幼い少女の心のゆれをそっと見つめているとてもやさしい目線の映... ...[外部サイトの続きを読む]
  • ユキとニナ
    映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子公式HP
    2010年1月27日
    親の離婚で子供が心に負う傷とそれを乗り越える力強さの両方を、あくまでも子供の目の高さで描く珠玉作だ。パリで暮らすユキは、仏人の父と日本人の母を持つ9歳の女の子。ユキはママから、パパと離婚して日本に帰国すると告げられショックを受ける。親友のニナと相談し両親.... ...[外部サイトの続きを読む]
  • ユキとニナ/まさに天使のようなユキとニナ♪
    LOVE Cinemas 調布
    2010年1月26日
    『M/OTHER』の諏訪敦彦とフランス人俳優のイポリット・ジラルドが共同で監督を務めた珍しい形の日仏合作。イポリット・ジラルドは主人公ユキの父親役としてスクリーンにも登場している。即興演出で知られる諏訪監督作品だけあって、それぞれのシーンの登場人物が見せるリアルな感情表現が見所だ。主演は演技未経験のノエ・サンピと子役のアリエル・ムーテム。少女たちの繊細な心に癒される。 ...[外部サイトの続きを読む]
  • 『ユキとニナ』@試写会
    マイ・ブルームービー・ナイツ   my bluemovie nights
    2010年1月18日
    しっとりまとまって美しく素敵な作品。期待以上! 個人的に動物や子供が主人公の映画は苦手で・・・。大人が創る子供目線はインチキ臭くていただけない。その点この作品には嘘がない。というのも、脚本に書かれたのは細かな背景描写だけ。セリフは子供たちの口から自然 ...[外部サイトの続きを読む]
  • 週刊フランス情報 9 - 15 NOVEMBRE
    FRENCH BLOOM NET-INFO*BASE
    2009年11月15日
    各地で第1次世界大戦休戦記念式典、独首相が初めてパリの式典に出席 ■第1次世界大戦(1914~18年)休戦記念日の11日、数百万人の犠牲者を追悼する式典が世界各地で開かれた。フランス・パリ(Paris)ではフランスとドイツが初の共同式典を開催した。フランスのニコラ・サル.. ...[外部サイトの続きを読む]
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