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永山裕子 人形と百合を描く (2010)

アトリエで静かに筆を握る永山裕子は丁寧なデッサンからスタートし、そこから少しずつ絵に色を付けていく。彼女はその透明感が魅力の水彩画で、白い題材の扱い方や、あえて白を塗り残して際立たせる表現手法などについて説明する。細部にまでにこだわった“永山流”水彩画の描き方や、モチーフに対する愛情と真摯(しんし)な姿勢に心打たれる。


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