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アトムの足音が聞こえる (2010)

1963年に放映が始まったテレビアニメ「鉄腕アトム」の未来世界を支えたのは、音響担当の大野松雄の付ける効果音だった。彼の音作りに対するひらめきは周囲を感嘆させ、独創的なあまり原作者の手塚治虫と衝突することも多かった。アニメ以外にも多岐にわたって「この世ならざる音」を追求した大野の生きざまとその影響を、音楽にも造詣の深い冨永昌敬監督がひもといていく。


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  • 『アトムの足音が聞こえる』は希代の大嘘つきだよ。
    かろうじてインターネット
    2011年6月16日
    今回は『乱暴と待機』などの冨永昌敬監督のドキュメンタリー作品『アトムの足音が聞こえる』の感想です。  観に行った映画館はユーロスペース。公開から少し経っているのもあり、レイトショーという... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「アトムの足音が聞こえる」を観ましたよ
    よだれ一滴
    2011年6月11日
    ユーロスペースで「アトムの足音が聞こえる」を観ましたよ。 「鉄腕アトム」の音響デザイナー・大野松雄さんを巡るドキュメンタリー。かなりニッチな題材ながら、一人の男の人生をあぶり出すような作りになってるのが面白い。パードン木村さんが手がけたこの映画自体の音響効果も良かったです。 素晴らしいのは、おそらく100年先でも誰も聴いたこと無いであろう『未来の音』を造り出すその仕事ぶりなわけですが、これが普通なら思いもつかないような機材の反則的な使い方だったり、ほんの少しの惰性から生まれているって事が興味深い ...[外部サイトの続きを読む]
  • アトムの足音が聞こえる/神様・手塚治虫とケンカした音響職人
    LOVE Cinemas 調布
    2011年5月28日
    日本初のテレビアニメ、手塚治虫原作の『鉄腕アトム』の音響デザイナー・大野松雄の足跡を辿るドキュメンタリー。彼が後世に与えた影響の大きさを感じるとともに、ストイックに音を突き詰める彼の姿勢に、プロの矜持を見せ付けられる。監督は『パンドラの匣』の冨永昌敬。 ...[外部サイトの続きを読む]
  • 冨永昌敬監督インタビュー:映画『アトムの足音が聞こえる』について【1/2】
    INTRO
    2011年5月4日
    大野松雄の、いかにも「大野松雄」的な生き方【1/2】/ 『パンドラの匣』(09)や『乱暴と待機』(10)などで注目を集める冨永昌敬監督が、『鉄腕アトム』の音響デザイナーとして知られる大野松雄の足跡を辿る異色ドキュメンタリーを完成させた。ドキュメンタリー作品を手がけることになった経緯など監督にお話をうかがった。2011年5月21日(土)より、ユーロスペースにてレイトショー他全国順次公開 ...[外部サイトの続きを読む]
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